何故か制作順で観ることを自分に課しているタランティーノのフィルモグラフィ。会話とバイオレンスの緩急の芸術が来るとこまで来た感じがある。ポップな画面作りが逆に円熟を感じさせる。銃撃戦の編集をはじめ、観…
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バイオレンスやグロテスクなシーンが得意ではないというタランティーノ監督の作品を観るうえで致命的な属性を持つ私ですが、それでもこの映画のキャストやビジュアルから鑑賞に踏み切りました。
やはり、痛々しい…
外連味がたまらない超娯楽。
音楽がかかって出てくるのとか、経歴紹介とか、自分の銃弾の音で死ぬとことか、スクリーン裏でタバコ放るところとか…。
死の緊張感はありつつ、悪ふざけとドンパチへの期待を掻…
ナチズムを映した映画は基本評価し辛いけど、
映画として、起承転結がめちゃくちゃ良…🤦♀️
ブラピ達は殺しに躊躇いがなく、最早爽快感があって気持ちいい
バスターズ達の生き様はアメリカンナイスガイ過…
ストーリーで楽しみ、シーンで楽しみ、役者たちで楽しめる、タランティーノの中でわたしが1番好きな作品。
はじめて第1章を見た時の緊迫感と切なさは何度見ても蘇る。
映画の整合性として何度見ても引っか…
このレビューはネタバレを含みます
高評価だったので再鑑賞。久しぶりのタランティーノ作品。ナチ狩りのために結成されたユダヤ系アメリカ人部隊バスターズとナチに家族を殺されたユダヤ人女性の復讐劇。魅力的な登場人物(特にランダ大佐役のクリフ…
>>続きを読むヘイトフル・エイト8を先日見た。一つの密室劇として純粋に楽しんで見たが、後にかの作品は白人至上主義と題してアメリカの実情を酒場の殺人劇に仮託しているとした確かな根拠のある批評を読んだ。
その直後に、…
【名誉なき野郎どもの戦争オムニバス】
クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の痛快戦争映画。
〈あらすじ〉
1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、ドイツ軍のハンス・ランダ大…