新・午前十時の映画祭で鑑賞。
原作は未読。
戦争間もない混乱期、船の転覆事故と同日に発生した強盗放火事件。それに関わった男と女の10年後の運命。
推理ものでありサスペンス。
三国連太郎のギラギラ…
日本の傑作サスペンス映画として数えられる本作。
主演の三國連太郎はとても若々しくかっこいい。対する高倉健さんは若い頃からいわゆる「高倉健」のイメージそのままの人であった。
昭和22年を時代背景に、…
重々しいタイトルに興味を持ち、午前十時の映画祭で観た。金や愛情によって飢餓は一時的には解決するが、海峡のように深く刻まれた生まれながらの欠乏を満たすことはできない。その様な困窮を知り、冷酷で身勝手な…
>>続きを読む勝手に船上で事件が起こるのかと思っていたけど全然違った。戦後の混乱期、困窮のために北海道から内地へ向かう人々の思惑が折り重なる海峡。そこで起きた不可解な殺人事件と、10年後に時を超えて起こる悲劇の…
>>続きを読む元々良識のあった主人公が、ひもじさが引き金となって犯してしまった過去の事件。そこから何年も年月が経って生活も潤い本来の自分を取り戻して、誰よりも善良な人間になっていたところに...
あらためて見…
昭和22年9月。青函連絡船の転覆事故が大々的に報じられる中、記事の片隅にひっそりと北海道岩内での放火事件が掲載された。海岸に打ち上げられた不審な遺体の発見から10年、ある男の過去が暴かれていく。
飢…
3時間越えの映画なのに全く退屈しなかった
舞台は戦後の北海道。大型客船が沈没して多数の死者が出る。乗客の死者にまじり、身元不明の遺体が2体発見される。同日発生していた強盗事件の犯人が仲間割れによって…