昭和27年の作品。
父親が違う訳ありの四人姉弟と母親、末娘に言い寄る男、独り暮らしを始めた末娘の隣に住む兄妹が主な登場人物。末娘を演じる高峰秀子が素晴らしい。他の俳優もいい。特に末娘に言い寄る小澤栄…
数ある成瀬巳喜男監督作品中、特にお気に入りの一篇。
久しぶりに昭和の生活臭がムンムンする映画を観た。
内容は まさに、成瀬巳喜男、 否、やるせなきお 笑
其々父親が違う四人兄弟、末っ子主人公のデコち…
家族は割り切れないけれど、家族だから言い放てる臑毛の気持ち悪さ。
二人の関係性を描きたいので口喧嘩に答えはいらない、だからピカッと稲妻を落とす。
キヨちゃんの逞しさ、引っ越しを筆頭とした大胆な省略描…
2013.1.3
この日ファスビンダー『マリアブラウンの結婚』と成瀬『めし』『稲妻』を観ている。
これら三作品はいずれも敗戦後の物語。男が圧倒的に少なかったり寡婦だったりするうえ、何らかの形で男に…
独り身の若い女性を中心に彼女の姉たちと母、更にその周りの男を描く、女と金の話。体毛、爪、食物なんかへの言及、むしろ脚本に女優の素直な演技を導くとっかかりが散りばめられ、ふとした言葉、それに伴うふとし…
>>続きを読む間借りの二階の窓の桟のところに座る高峰秀子を外から撮るのが良い。女二人で歩くシーンが多いけどお母ちゃんと歩くところが一番良かった。
そして姉ちゃんの旦那の浮気相手とのやりとり。
姉ちゃん帰って来…