溝口健二監督作品
人身売買業者に騙され、母親と生き別れて奴隷として売られた幼い姉弟の息詰まる流転の物語
奴隷制度や人身売買で親子がバラバラにされるという、この時代の地獄のような生活が描かれ、急速…
明治・大正の文豪・森鴎外による小説を、溝口健二監督が映画化した1954年の日本映画
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第15回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した
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森鴎外の代表作を日本映画三大巨匠のひとりと言われる溝口…
あまりにも不思議すぎる。見始めの頃は微妙というか、雨月とか近松ほどの衝撃はないな、とテンション下がり気味で見ていた。なんならむしろ、焼きごてのシーンとか母上が足切られるシーンとかは、乾きというか露悪…
>>続きを読む溝口健二らしくない感動の時代劇絵巻。無駄なシーンがなく最後まで一定のペースで観られる。
映像はどう作り込むのかと期待したが、ローコントラストで暖かい、温度感のある画っていう印象。夜のシーンでも画面…
安寿と厨子王丸(あんじゅとずしおうまる)
山椒大夫(さんしょうだゆう)
母親は遊女に
兄を脱走させ、入水自殺
人の売り買いを禁ずる
父の教えを守り 身分を捨てる
父から贈られた観音様…
録画視聴
NHK BSP4K
小さい頃読んだ「安寿と厨子王」の絵本だったか童話だったかの悲しい話な記憶が、何故か今でもずっと頭の中に残っている。安寿の入水シーンは美しくも辛い。復権した厨子王の政治…