#ヴェネツィア国際映画祭に関連する映画 59作品

2025年 鑑賞 25-89-21/6-2 ABEMA にて 「CURE キュア」「Chime」等の黒沢清監督・脚本に…

ヴェネチア銀獅子賞のハイスペフィルム。 偶然国家機密を知ってしまった男と、その妻を主人公とした物語で、重いテーマであり…

2025年158本目 孤立無援 望まぬ妊娠をした女子大学生のたった1人の戦いを描き、第78回ベネチア国際映画祭で金獅子…

本作が描く「中絶禁止」の恐怖は、制度的暴力としての法のあり方と、それを支える宗教的・文化的価値観を鋭く問い直している。…

まるで奇跡のようだ 　固定カメラのワンカットで、絵画のような世界へ連れて行ってくれるスタイルはいつまでも変わらない…

空を漂う恋人たち⋯ その友人を傷つけたことをすっかり忘れ、何年かぶりに見かけ声をかけるが見事にガン無視されてしまう男。…

ただでさえ孤立していた彼を社会や彼の周りの人たちはさらに孤立させていく。 エレナのマーティンに向ける視線や態度には侮…

「野性の呼び声」などで知られるアメリカの作家ジャック・ロンドンの自伝的小説を、イタリアを舞台に映画化。 監督はピエトロ…

犯人が悪人になった理由を追うと、様々な景色が見えてくる。 世の中を騒がした歴史的な犯罪者の多くは、生まれた時から悪人…

IMDb 8.4 吹替/字幕 1級品の映画を見てる気分だけど、思ってたほどジョーカーの悲哀は感じなかった。 踊る姿…

映像ならではの語り口で“ハッピーエンド”を体現している作品だと思う。 被写体のフレームイン/アウトの構図が非常に印象…

未来が舞台と公式HPにあったけど現代や少し先の未来版にアップデートされた青春群像劇という感覚。 とはいえ、ここに出て…

ネットニュースで謳われているように、 壮大な"大ボラ"とは本当に上手く表現したもので、 ほんとにこれがフィクションかと…

「荒ぶる、たぎる」 ホロコーストを生き延びたユダヤ人建築家のラースロー・トートはアメリカに降り立つ。実業家ハリソンに…

“ミッキーとマロリーがやったって言うんだよ！” バッド・ランズのインスパイアらしいので久しぶりに鑑賞。 ミッキー&マ…

ミッキーとマロリーは運命的な出会いをして恋に落ちた。ミッキーは、マロリーを暴行していた彼女の両親を殺害し、二人は逃避行…

2021年 鑑賞 21-64-3 「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」等のギレルモ・デル・トロ監督の切なくも愛…

なんて神秘的で幻想的な映像美だこと…。第75回ゴールデングローブ賞二冠、アカデミー賞大本命《ギレルモ・デル・トロ》監督…

ネタバレはブログに書きました↓ https://x.gd/iZRgT 「また女の性の開放を描くの？」と思ったらポリアモ…

A24✖ニコールとあり映画館へ　　 　 ロミー　はたから見るといつも張り詰めっぱなしで ストレスフルに見える サミ…

僕が映画にハマる最初のきっかけは、確かマカロニウエスタンだったと思う。 何が心に刺さったかというと、あのザラついた作風…

丁寧なストーリーと、ヤバいぐらいリアリティーを追求するアクション。これは「素晴らしい」という賛辞以外にどう表現したらよ…

アニエス・ヴァルダ監督…4作品目 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 パリ、カルナ…

自由への渇望とやがてくる不自由の絶望 少女がひとり、誰に知られる事もなく死んでいる。 一体誰なのか、何を想い、何をし…

「哀れなるものたち」観賞後に、ランティモス×エマ・ストーン初タッグの前作「女王陛下のお気に入り」を再観賞。 当時観た…

「女王のお気に入りは誰だ？」 鬼才ヨルゴス・ランティモス監督最新作。18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に…

賞レースでやたらと名前が出てくるので鑑賞チャレンジしたが、 冒頭から恐ろしいほど話が進まず、開始15分で寝落ち脱落。 …

難解な作品だった。そもそも冒頭でチャットをしているのは誰と誰？ ターを狼狽させた本、赤髪の女性、先住民シピボ族の歌と幾…

ヤバい。何がヤバいって、これ全然「映画」とは思えないこと。 今そこにある現実としか思えない。 「ミスト」なんか裸足で逃…

【金持ちはクソだ】 本作はかなりに衝撃的で胸糞でヤバい聞いてずーっと気になっていて何故か仕事の前に見てしまいました。…

【雪が降っている、寂しい教会から墓地、やすべての宇宙におぼろけに降り続く、かすかに降る雪、やがて来る最期のように、すべ…

安楽死を社会的道義からではなく、本人の言葉で語り、死を迎えるまでの平和で穏やかな数日間を描いている。とてもよかった。緊…

石橋英子さんのライブパフォーマンス用の映像を作ってほしいというオファーから始まった本プロジェクト。同じ撮影素材の中から…

これこそ点数がつけられない。 まずみた後に感じたイメージは以下のようなもの。 *** 我々は大きな旅客機に乗ってい…

黒澤明監督の作品を初めて観ました。 戦後僅か5年で、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞してるんですね。 羅生門で雨…

言わずと知れた黒澤明の名作。 あるお侍様が殺された。 捕まったのは悪名高き賊の多襄丸。 現場を目撃していた何人かのそ…

一生かけても忘れられない。 そんなラブストーリーを、わたしはいくつか持っている。どういうわけかそのどれもが全うな幸せか…

観はじめはなんて残酷な物語なんだろうと思った。 障害者手当をもらうため、名目上、同居しているとしながらも、実際は一人暮…

《視聴回数》 1回目 《日時場所》 2025/5/3 20:00〜 レンタルDVD 《字幕吹替》 日本語 《視聴経緯》…

流れ者の市（いち）が旅をしながら悪党を斬る痛快なB級活劇です。市はどこにも根を張らず、ふらりと立ち寄った町で弱き者を助…

映像の美しさはもちろんの事、物語自体も美しく悲しいお話でした モノクロでもわかるほど質の良い美しいお着物を着て女、子…

たぶん初溝口。 森鴎外の短篇小説「山椒大夫」。安寿と厨子王は、姉弟であったが、映画では兄妹に改変されていた。 父の教…

　アントワーヌ、典型的な自己愛パーソナリティ障害ですね。こういう人は外面がいい。 　共同親権。厄介ですよね。夫婦間だけ…

ヴェネツィア映画祭では銀獅子賞、セザール賞では作品賞に輝いた、グザヴィエ・ルグラン監督の長編デビュー作。 両親が離婚…

ルネ・クレマン監督が、愛らしい少女の姿に反戦の思いをこめた叙情溢れる名作。 原作はフランソワ・ボワイエの同名小説。 ベ…

｢禁じられた遊び｣って｢墓地を掘り返して骸骨でおままごとする遊び｣だとしばらく思い込んでいた。 そういうことだったのね…

ビートたけし扮する元刑事が、 妻に不自由をさせないようにとヤクザが経営する金融屋から金を借り、余命幾場もない妻との思い…

すべてはラストシーンに集約されているように感じられました。青空が広がる人気のない砂浜。その景色はただ美しいだけでなく、…

記録用 ロイ・アンダーソン監督作品。 「人間について」の三部作の3作目。 人間についてということだけありどこか神の視…

この笑いは唯一無二 　ロイ・アンダーソン監督による「リビング・トリロジー」最終章。『散歩する惑星』は、あまりにもシ…

とても好みの映画で、声出して笑い涙流して感動しと感情揺さぶられました。 ジャックとパリー、それぞれの癒しと愛の物語で…

落ちぶれた元ＤＪとホームレスの男。不思議な運命に導かれた２人の友情と心の再生を綴ったヒューマン・ドラマ。 監督はテリー…

ロバート・アルトマンが描く群像劇。人生ってホントめんどくさい。人生に伏線回収なんてないし、“あれっ、あのことどうなって…

総勢22名で織り成す、ロサンゼルス大群像劇！ 『マグノリア』を観た際、本作が元ネタとなった作品の1つであると知り、観て…

当初、難民問題を扱った作品であるという先入観、さらにはドキュメンタリー風のポスター・ビジュアルの印象から、本作を実録形…

ポーランドのアグニエシュカ・ホランド監督が、ベラルーシからポーランドを経由してEU諸国に脱出しようする難民家族の過酷な…

1970年公開のアメリカ映画。 イメージは“さまよう女”。 主人公のワンダは、毎夜飲み歩いて家事と育児放棄が原因で、…

スパゲッティの食べ方にすべてが表れている女、ワンダ（B・ローデン）の漂流記。 旅でも放浪でもなく漂流、彼女にはまるで…

幸福への道は用意されているのに、いつしか破滅の向こう側へと歩き出している、肉体と魂を自傷し続けるポール・シュレイダーの…

"誰かに許される気持ちと。自分を許す気持ちは。ほぼ同じだ。区別するのは無意味だ。" by ウィリアム・テル タイト…

風土を感じる 1999年　イラン作品 ストーリーは無い 面白さはない だから 映像をよく観て 音をよく聴いて …

のんびりした映画 都会で生きるせかせかした仕事人間と 田舎で生きるのんびりとした生活を営む人間の対比 まあどちらが…

台湾ニューシネマ後期に現れた鬼才、ツァイ・ミンリャンの監督二作目の作品。 台北の高級マンションの一室を舞台に、交わって…

⁈何じゃこれ⁈もうシャオカンにはついていけない…😑台詞はほぼなくて、でも観続ける、そこは面白いです。 という事で、今年…

"綺麗な女はバカばかりだ。" by 女心より心臓の味　伯爵 あなたは、心臓の味の違いをご存知？？ ドラキュラジョー…

開始早々からめちゃくちゃ面白い。景気良い殺しっぷりはご飯どき向きではない注意www チリの独裁者だったピノチェトが実は…

シェイクスピアに手をつけてみる。『ハムレット』。 《クラシック映画観ようぜ》Vol.11。 今回のこの企画、これと次…

第21回アカデミー賞作品賞。 監督・脚本・主演ローレンス・オリヴィエ！ 大好きなシェイクスピアのハムレット！♡ モノ…

ジャック•ベッケル監督作品は今回3本目の鑑賞になるが、生涯14作品しか制作されていない。 フランソワ•トリュフォーをは…

ジャック・ベッケル監督、ジャン・ギャバン主演、フランスギャング映画。 初老のギャング・マックスが相棒のリトンと共に、…

初めて赴任した教区の村で、村人の為だと信じて彼らの私生活やいざこざに積極的に口出しし疎まれていく若き司祭。彼が日記に胸…

孤独な信仰心 　若い司祭の葛藤と孤立を通し、自身の言動や信仰に疑問を抱く姿を丁寧に描く。全編、主人公の日記(一人称…