35mmフィルムにて鑑賞。
昨今の4Kデジタルリマスターもそれはそれで良いのだけれど、やはり、フィルムで撮られたものはフィルムで観るに限ります。
優しい光と色調が、シュミットの魔術的映像世界により…
季節のはざまでや書かれた顔などで知られるダニエルシュミットの作品。貴族の青年が娼館の歌姫に惚れ込む話。
マルホランドドライブやツインピークスの元ネタでも全くおかしくないような、奇妙で斬新な作品でし…
黒沢清「ニンゲン合格」がいかに本作を元にしているかがわかった。
ふくろうの河でもあるから、リンチやフェリーニに似ているというのもわかる。
やさしい女、それから白夜も加えてもいい
ただのメロドラマ…
ヘカテ、デジャヴュを観てシュミット初期のこの作品の鑑賞。
ヘカテのように、女を愛してしまったが故に男が残酷な目に遭うってありがちなストーリーだけど、特に凝った演出もないヘカテと違ってこの作品は結構楽…
人生初シュミット。
冒頭、女が歌うカジノをフラフラと回游するカメラからして只事ではなく、ラストまでその漂う感覚を維持したような夢幻の映画。
遺骨を掲げるショットの「悪魔のいけにえ」とのシンクロ、全く…
再鑑賞
蓮實重彦の本を読んでいてこの作品名が出てきたので改めて見直した。
とても波長が自分に合って永遠観てられるわって監督はキェシロフスキなんだけど、この作品もそれに似た感覚だった。
なんとも…