「故郷を離れていなければ…仕方ない、それも運命だ」
ルキノ・ヴィスコンティの映画監督としてのキャリア前半生-ネオレアリズモの時代-の集大成とも言える作品。
第二次世界大戦後の混乱からの復興途上、貧…
超絶イケメンで温厚で寛容、礼儀正しい。そんな非の打ち所がないアラン・ドロンがイタリアの極貧一家の5人兄弟の3番目。強烈キャラの母親と共に父親の喪中、南部の故郷を離れてミラノへやってきた…
長男がお…
再見映画ですね。ヴィスコンティは、ネオリアリズムに傾倒していたので、ことさら貧乏な家族のミラノでの生活を描くが、なんとなく育ちの良さがあちこちに出てくる。ギャングたちやロッコのファッションは、だんだ…
>>続きを読むアラン・ドロンくそかっこええな。やべぇわ。映えますね。次男がくそになっちゃうのは、都会出て変わってしまったんだというはなんか納得いかんが、三男のアラン・ドロンが許しすぎるってのは納得しました。三時間…
>>続きを読む[ヴィスコンティのネオリアリズモ]
イタリア南部の貧しい家族が北部の都会に出て、悲惨な目に遭いながらも生き抜いてく。 再び娼婦に戻ったアニー・ジラルドの行く末もショッキング。
次男のシモーネ…
貧しい南部の農村に住む5人兄弟が、大都会ミラノの魅力に呑まれていき、やがて人間的弱さから崩壊していく悲劇。
たまたま新宿武蔵野館の前を通ったら、この映画の看板が目に入り懐かしくて鑑賞。
ヴィスコ…
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品は貴族社会や富豪の世界を描く内容が多いのですが、今作はイタリアの労働者階級の家族の模様。南部と北部の格差も漂わせて善と悪、栄光と堕落を家族中心に対比させて行く。
過去…