「裁かゝるジャンヌ」と同様、魔女をテーマにした映画だが、「ジャンヌ」が自分は最後まで魔女ではないという意思を持って火刑にされたのに対し、本作は自分が魔女だと認めてしまう話。しかし、主人公のアンネが本…
>>続きを読む「目は口ほどに物を言う」ドライヤーの傑出したヒロインの魔性は自身の内心と自ら発した言葉が同じ結果を生むことにある。
一人の若い女性が経験した葛藤の顛末は彼女自身の告白によって、仄暗い部屋にある夫の…
■不遇の女性アンネと同監督の母親は似ている?〜🎬■
本作は、魔女狩りが横行する混沌とした時代を背景に、複雑に絡み合う人間関係を美しいモノクロ映像で描いた作品。
宗教と人間の罪悪感をうまく…
女たち、もしくは総体としての女性性が求めるものとは、生命力それ自身であることを、強く象徴的に描いていたように思う。その意味においては、フリードリヒ・ニーチェ(1844 - 1900年)が鋭く洞察し、…
>>続きを読む2022年の初見196本目。 久しぶりのこの監督!
良い映画を見るって素晴らしいことだなあって思いました。 なんか最近映画を見るのがおっくうになりかけていたんだけど、メッチャやる気になりました♪…
この映画を観に行く前にドライヤー監督について調べた
監督の生い立ちや母親がぞんざいに扱われていたことそして悲しい死に方
これらが彼の作品に色濃く反映されているということ
この作品も女性が残酷な目…
ドライヤー監督の『奇跡』は静的で高尚な雰囲気を持つ作品だったが、こっちは昼メロみたいな下世話な話(背景にキリスト教や魔女狩りはあるものの)でテンポも良く見やすい。
魔女認定された老婆を拷問したり火…
連続して映画をみたのははじめて?二度目?あまりない経験。
「魔女狩り」があった時代(今から約400年前)、老いた牧師の若い妻が前妻の息子と恋をする。
「裁かるる〜」もだけど、火あぶりが社会の中に取…
(c) Danish Film Institute