ずっと「何を観せられているんだ…」と思ってたけど、終盤ふと腑に落ちて、考えたことがない気持ちに気づいて戸惑った。誰も誰の気持ちもわからず、それは観てる私もそうで、自分勝手に生きて自分勝手に傷ついてる…
>>続きを読む中盤くらいまで、物語を読み取ろうとスクリーンに穴が空くくらい目を凝らして、ああでもないこうでもないと思考を巡らせていたけれど何も掴めなくて、「これはわたしには難解かもしれない……」と思い始めてしばら…
>>続きを読む朧な希望だけが危うく現実へと繋ぎ止め、ただそれだけに生きている。生かされているとは言い難い心と体は、過去を引きずり、繊細な琴線をゆらし、suicideの音を鳴らす。歩き疲れた戒めは、今までよりも、重…
>>続きを読む愛を、居場所を求めて揺蕩う魂。人生は美しいものかもしれない、だからこそ彼女にとっては残酷なんだろう。それでも笑ったり踊ってみたりもする。まだどこかに希望があるかもしれない、祈りにも近いような思いを抱…
>>続きを読むファスビンダーの重ね技はほんと大好き。一部分だけ取ると何言ってんのか理解不能なこともあるのに、大枠の部分でテーマ性がわかりやすかったり惹きつけられたりするのは流石。唐突に流れるSuicideやいきな…
>>続きを読む7年おきに来る太陰年と、新月が13回巡る年の重なりにより、狂ってしまう人がいるという。天井近くに飾られた鏡が人間の姿を映すのは、「自由の代償」と共通するファスビンダーらしい演出。エルヴィン⇔エルヴィ…
>>続きを読む結構破茶滅茶な第三世代を見た後だったからか全体的に大人しめに感じられ、構図とかは相変わらず良かったけれども少し物足りなさを覚えてしまった。
そして色々喧しくなかったが故に字幕を見る余裕も今回はあっ…
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