イワン雷帝に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『イワン雷帝』に投稿された感想・評価

こ

この感想・評価

-

背景と構図に重厚感と鋭さがあった。宮廷内のセットがすごいと思う。白黒で背景の石っぽい存在感が際立っていた。エイゼンシュテインを見てると白黒映画がいいなと思えてくる。人の顔連続映しで政治的なやり取りの…

>>続きを読む

180分以上ある大作。暴君と言われ恐れられた16世紀のロシア皇帝「イヴァン4世」の伝記映画。

監督は『戦艦ポチョムキン』を作ったエイゼンシュテイン、音楽をプロコフィエフが担当しており、教科書に載る…

>>続きを読む
o

oの感想・評価

4.0

利己的な国内貴族や外敵の脅威に対抗するために、強権的な専制君主として堅固な統一国家を建設したイワン雷帝の話。

「全3部構成で制作される予定であったが、第1部は時の権力者ヨシフ・スターリンから高く評…

>>続きを読む
kouki

koukiの感想・評価

-

権力というのは厄介で持てば徐々に利己的な感情が強くなる。よって強制的に手放させなければならない。しかし、構造としてその権力以下の者は止められないし、本人も陶酔しているので大抵行くところまで行ってしま…

>>続きを読む
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督作。

ロシアのイワン雷帝の半生を描く。
大作だが、領土拡大のため軍を遠征させる場面は比較的少なく、帝国の内部対立に焦点が当てられている。イワンの戴冠によって、そ…

>>続きを読む
顔面と画づくりが凄い。第2部はもはやミュージカル。今、プーチンに最も観て欲しい映画。

 現代映画が忌み嫌いがちな演劇的仰々しさも突き詰めれば芸術になるのだという、有無を言わせぬ力強さを湛えた弩級の史劇。役者たちの大きな身振りにしろ、その顔つきを捉えたクローズアップにしろ、モンタージュ…

>>続きを読む
Sana

Sanaの感想・評価

-

二部作のIvan the Terrible
元来は三部作の構想を持って企画されたものだったらしい

人々が着ている服や壁画、腰曲げないと入れないちょっと低いドアとか印象に残ってる!金貨?を頭にかける…

>>続きを読む
Baad

Baadの感想・評価

4.0

物語の進み方のテンポが遅いのがやや気になりますが、構図がとにかく素晴らしい。

ロシア映画や宮崎アニメ等を直感的に理解するためには必見の映画。

物語的に見たい人は第一部を、映画とロシアを知りたい人…

>>続きを読む
chicken

chickenの感想・評価

3.6
第一部は貴族批判など、ソ連のプロパガンダ要素を感じたが、二部では逆に粛清への風刺を感じた
実際、スターリンを彷彿とされるため上映禁止になったらしい

あなたにおすすめの記事