ジャン・コクトーは監督ではなく台詞監修とのこと。
ロベール・ブレッソンは存じ上げず
❲上流階級の女性が恋人に愛情を試すために別れを切り出したら、あっさり同意されてしまい…❳
1944年作品。当…
■ジャン・コクトー没後60年映画祭〜🎬■
ドゥニ・ディドロの小説『運命論者ジャックとその主人』をロベール・ブレッソン監督が脚色し映画化。
ジャン・コクトー氏が台詞を監修したサスペンス。
…
ブレッソンは元々写真家・画家であったということもあるのだろう、斜め45度のカットへの拘りがとにかく半端なく、1カット目からラストまでよどみなく持続する。
この構図は何をもたらすのだろう。人物は俯瞰で…
ブレッソン的作風は『田舎司祭の日記』から始まるわけだが。とはいえ今作はブレッソンがとる上質なメロドラマを観ることができる。中々な風の勢いに乗って帰ってくる手紙。ウェディングドレスを着たアニエスが気絶…
>>続きを読むエレーヌは恋人ジャンの愛情を確かめようとわざと愛が冷めたと言ってしまう。すると彼も同感だと言い、二人は恋人関係を解消し、よき友人関係になってしまう。エレーヌが話をふっかけたと言えど、それはフリであっ…
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