周防正行監督の『それボク』につづくシリアス路線第二弾。医療制度の闇に言及した社会派なアプローチが光る作品。画面が異様に重苦しい。
公開当時大してヒットしなかったし批評家ウケすらしなかった不遇な映画…
明らかに重いテーマなのに終始引き込まれました。他人事ではないからか?登場人物のそれぞれの気持ちもわかります。それにしても役所広司はつくづく素晴らしい俳優ですね。草刈民代にどれだけ「Shall we …
>>続きを読む 患者の命と真摯に向き合う医師が、心の交流の果てに求められた願い。
病を治すことだけが医師の使命なのか。医師も一人の人として、一人の人である患者が、穏やかに、静かに逝くことを望んではならないのか。願…
ついにこの問題作を…見てしまいました…
まさに地獄。この世の果て。これが大規模公開されていたなんて信じられない。
だが感動。これは自分が昔から考えていたテーマだ。
すみません5点つけたくせに「あの」…
民代が江木殺しを最後否認しなかった検察での場面に変にもどかしさを覚えた。患者の心中に深く触れてしまう? 恋心と云うのか。居なくなられたらどうしていけばいいだろうと思うような相手なんて中々おるまい。…
>>続きを読む本作は大きく分けると2部構成になっている。
第1部は安楽死までの「物語」。
第2部は「物語」の再検証。
第2部は第1部という「材料」に基づいて、裁きを下し、この事件についての落とし前をつける。
だか…
安楽死、尊厳死について考える機会になった。医師が感じるジレンマが伝わってきた。自分や家族がこのような立場になった時にどうするか、正直答えが出てこない。難しいテーマだと思う。
役所広司の語り口調に自然…
フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ