もう言うことないですわ。個々の人物の心情に深入りし過ぎない演出が、むしろ悲哀を掻き立てる。牧師とアンハードの切り返しが常に美しい。告白、別れ、再会。扉を閉め、窓の外を見る。ヒューと牧師の水仙のシーン…
>>続きを読むこれほど人生の悲哀と気高さを謳った映画があったとは⋯。
炭鉱の町にあった、素晴らしい平和と愛に満ちた家庭。
その末っ子が素晴らしい。
敬虔なクリスチャンでかつ、炭鉱夫である父を尊敬しており、学…
白いエプロンと黒いカーディガンの連帯ババアどもとの対比。それでも可憐な彼女は白いエプロンを脱がない。
ロングショットはもちろんだがショットとショットの連携がここしか無いというリズムで編集されている…
記録
【谷】
フィルムで。仕事終わりにフォードの画面に酔いしれる幸福。
大小様々な政治を孕みながら、尚且つその政治性を凌駕しそれに回収されることなくただ純粋な映画足らんとしている。映画として始…
2026-14-49
おじちゃんが「昔観て良い話だったなぁとだけ覚えているんだけど、内容忘れちゃった⭐︎」と言っていたんだが、内容忘れるかはともかく、確かに良い話なんだよねえ。
子供達が意思をしっ…
巨匠ジョン・フォードの真骨頂である作品。
モノクロ映像だが、緑豊かな谷ともくもくと大きな煙突から上がる炭鉱の煙がイメージされる。
ポスターがカラーになっているので想像しやすいかも。
本作は炭鉱で働…
このレビューはネタバレを含みます
ジョン・フォードの映画を観ると感動するんだけど、同時に混乱もする。本作もそうだった。冒頭、羊の群れが画面手前から奥に向かっていく、父親のタバコの煙の揺れ、奥の煙突から出る煙、こういう細かな要素がいか…
>>続きを読む時が移ろいでも風景自体はそんなに変わるわけもなく今も昔も緑は緑のままなはずで。
社会の変化やお金に振り回されて家族や街の人たちとの関係が変わると見える景色まで違ってしまう。
貧すれば鈍するというか、…