吉田喜重の観る
銀行勤めの静雄は幼い頃に父
を亡くし母に育てられた。彼
は幼馴染のゆみ子と婚約中だ
がゆみ子の父と母の関係が
原作 石坂洋次郎
女性の心と体は別ですよということ?
幼い頃から母…
中日映画社=現代映画社製作、日活配給。前年の「日本脱出」のラスト改変トラブルで松竹を離れて作ったのかと勘ぐってしまったが、真相は不明の独立プロ作品。日活の浅丘ルリ子も出演している。石坂洋次郎原作を、…
>>続きを読む過去と現在の時間軸を曖昧に描く吉田喜重監督のアヴァンギャルドな前衛性。モノクロトーンのほとんどを占める黒色の強い闇の淫靡さ、白日夢の観念的な水辺の葬列が抽象的なエロスを漂わせる。優しく綺麗だった母へ…
>>続きを読む吉田喜重監督を最初に知ることになった作品。吉田は東京大学仏文科卒である。映画の主演女優を務める岡田茉莉子の夫でもある。主演の入川保則を知ることができたのも大きい。何と端正な顔立ちの俳優であろうか。そ…
>>続きを読む昔、原作を読んでエロいな❗と思ったが映画では直接的な表現なしに不倫や近親相姦(❓)を描いていて反面凄いと思った。
晩年に文豪が性に特化した作品を描くのは老いのせいなのか❓若さへの渇望か❓わからない…
アマプラ圧倒的感謝🙏🙏
吉田喜重が松竹辞めてからの作品、『戒厳令』でも見たような部屋の壁や障子で切り取られた小さなフレームの中で、さらにハイコントラストの光で出来た影によって人物たちが抑圧されてい…
話は婚約者の義父さんが自分の母親と…!とぐちょぐちょドロドロのせま~い人間関係をエロ映画にならず文芸作品として描いてる。が一スジ二ヌケ三ドウサのニと三がもうキレッキレ。画面と音楽が上品通り越して決ま…
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