愛おしい作品。夢が数珠つなぎに様々な時代を行ったり来たりするところやスタジオセットの感じにカレル・ゼマン『彗星に乗って』やヴォイチェフ・イエジー・ハス『サラゴサの写本』を思い出す。マルティーヌ・キャ…
>>続きを読むLES BELLES DU NUIT 1952年 87分。さえない青年音楽家、現実には絶望している。やがて、夢の中で、美女と共演するようになる。自身は、音楽家だったり兵士だったり。夢見ることが楽し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
今の時代を嘆き、過去にタイムスリップし、楽しむも後にまた嘆き、さらにタイムスリップする…そして今の時代に戻り、今を生きるという内容がミッドナイトパリにそっくりだった。(おそらくこっち作品が元にされた…
>>続きを読む美男ジェラール・フィリップとタイトルの通り美女たちが登場するドタバタ・コメディー。マガリ・ヴァンドイユが夜に窓をじっと見上げているだけで、画面が明るくみえるかのような。
映画はもともと演技だから、…
冴えない音楽教師が美男のジェラール・フィリップで三枚目扱いなのが面白いキャスティング。
現実では踏んだり蹴ったりだけど、夢では会える美女たちとの夢物語。
そんな突拍子もない設定ながら、後半からさらに…
現実で報われない貧乏な自称音楽家が、夢の中では好待遇で、とにかく現実逃避をして寝たいが、周辺の騒音や心配した友人達に現実に引き戻される。夢の中で「昔は良かった」と老人が言う度に様々な時代を行き交った…
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