ファンタジーとリアルを行き来する寓話的な物語
必要最低限の字幕しかないことでこちらの想像力をフルに使わされる。
とある架空の村とその文化。現代社会の問題(森林伐採)。その二つのフィクションとノンフ…
NHKで10年ぶりに"イゾラド"特集をするというので予習の感覚で見た。未知の文明による侵食というべきか浸透というべきか…流血を伴う民族浄化とも言い難いのは合意や妥協とみなす過程があるからかな。内と外…
>>続きを読むドキュメンタリーのようでめちゃくちゃ脚本ありそうだし演出も丁寧にやってそう。首を繋げると生き返る儀式から始まり雨を降らしたり風を吹かせたり魔法がさらっと描かれる。セックスして家が揺れるアニメみたいな…
>>続きを読む首が取れて土に埋まった体が出てきたと思ったらおばちゃんが生首くっつけて蘇生してびっくりした。ぬるっとマジックリアリズムだ。あくまでフィクションだよということを序盤で突きつけられた。彼らの生活の美しさ…
>>続きを読むイオセリアーニの見事な長回しがマジックリアリズムと合わさって凄まじい体験だった。マルケスの諸作品とか大江健三郎の『同時代ゲーム』とか、小説でも同じことを思ったけど、マジックリアリズムの世界ではエピフ…
>>続きを読む映画のないところにカメラを持ち込み、映画的なものを発生させるあるいは発見するまたは後から作り出すって感じでサイレント映画的なものへの回帰のフロンティアを異国に見出してる感が強かった。制作風景が気にな…
>>続きを読むどうやって撮影したのか気になることだらけだ(出演者をどうやって集めたのか?乗ってたのは本物のワニ?)。冒頭から首を切断された青年がしれっと生き返り、神像に祈って雨を降らせ、怒りを込めて息を吹けば強風…
>>続きを読む圧倒された。セネガルの部族というモチーフをよくぞ思いついたというくらいイオセリアーニ寓話との親和性が高い。台詞に字幕が無くローマ数字付きの中間字幕が時々現れさながらサウンド版サイレント映画。多くの人…
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