ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンに投稿された感想・評価 - 9ページ目

『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』に投稿された感想・評価

TS

TSの感想・評価

3.3

【ある女性の3日間の生活】73点
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監督:シャンタル・アケルマン
製作国:ベルギー
ジャンル:ドラマ
収録時間:198分
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 滅茶苦茶タイトル…

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このレビューはネタバレを含みます

拝観する機会を
ちょっとばかし待ち侘びてた噂の長編傑作
なんとなくシャンタルアケルマンが
好きな"材料"って
"街をぶっとばせ"から
変わっていないように感じて
その要素要素に触れる度に
安易にニヤ…

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アキ・カウリスマキの「枯れ葉」を観て、登場人物たちの無表情から、今年観た映画の中で、最も冷たいインパクトとフェミニズムの重い衝撃を感じた『ジャンヌ・ディエルマン〜』を思い出した。

この作品の主人公…

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ten

tenの感想・評価

4.0

キッチンの黄色

とだけ感想が残ってる。その先は力尽きたらしい。もう1年半前か。
リビングから見えるひっきりなしの車の往来が、何処かへ行ける誰かとここから動けない主婦との華麗で苦しい対比に思えた。勿…

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スルガ

スルガの感想・評価

4.2

ほんの些細な日常。

とある主婦の3日間の日常を3時間超えで描く。

どう良かったか表現しづらい傑作。

淡々と主婦であるジャンヌのルーティンをひたすらに映していくのだが、2日目、3日目になるにつれ…

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本当に素晴らしい映画だと思う。男女関係なく平等に隔てなく接すことができる人間になりたいと強く思った。
Train

Trainの感想・評価

4.0

全く気が散らなかったと言うと嘘になるが、退屈はしなかった。長回しがだけが取り柄の映画は苦手だが、共感できる要素がある作品はまた別なのだな、と。山田尚子作品とか最近の『アフターサン』でもそうだったが、…

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このレビューはネタバレを含みます

単調な日々の暮らしが孕む不穏さを、その単調な暮らしぶりのパートのみで描いてあった。

ラストシーンまで、ジャンヌがアパルトマンの一部屋で黙々と日常ルーティンをこなすだけでそれは長くて退屈で。でもそれ…

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これまで描かれてこなかった女性のちょっとした仕草や日々の生活を単調に見せることにより、男性原理の視点から脱し、彼女の一挙手一挙動そのものを見せつけられるというなんとも不思議な映画体験でした。

このレビューはネタバレを含みます

説明の少ない映画が好きです。
その方が「この人、何考えてるんだろう?」とか「今、何がおこってるんだろう?」って前のめりになれるから。

本作はまさにそんな感じで、ジャンヌが料理を作ったり、息子と一緒…

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