森崎東の遺作。
森崎の18番、手持ちカメラは一体どこで使われるのか?
そう思ってたら、息子との待ち合わせた居酒屋だった。
ドラマティックに、センセーショナルに待ち合わせた場所。
それは、どこにでもあ…
母みつさんの認知症は緩やかに穏やかに進んでいく。
本当はもっともっと大変なことがあったのだろうが、息子ゆういちは母との思い出から母の人生を振り返り「ボケることもわるかことばかりではない」と見守る。
…
痴呆になった母親を介護施設に入れる事は決して親不孝とは思わない。
この映画の主人公のように男やもめ生活では致し方ないだろう。
映画は介護問題というよりもユーモアな場面を所々に散りばめ進んで行く。
老…
また親ばわるもんにするう。
怒っとらん?もうせんけぇ。
ここでゆういちば待っとると 何もせん
泣かんとって。ゆういち、泣かんとって。
長崎の方言にのせ、認知症が進行していく母とその息子と…
認知症を考えるとつい重く捉えてしまい、これからの高齢化社会に絶望しか感じない。が、認知症をポジティブに捉えることができる映画。忘れてもいいけど、元気でいてね。認知症に対する認識が明るくなるように社会…
>>続きを読む「映画は記憶の芸術である」
ETV特集『記憶は愛である ~森崎東・忘却と闘う映画監督』より、すばらしさに震えたので自分のための覚書(映画の感想は留保…)。
「人間の一生とは、その人本人の記憶の総…
(C)2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会