イタリアの現代史を綴ったとされる『1900年』(Novecento, 1976年)から、約10年後に撮られた『ラストエンペラー』は、いわゆる「東洋三部作」と呼ばれる作品群の1作目に当たるものの、素晴…
>>続きを読む愛新覚羅溥儀さんという方の時代に翻弄された人生に胸が締め付けられる。わずか2歳で子どもでいられる権利を奪われた悲しき皇帝、さらに日本にいいように操られ、そのあげくが収容所送り。ここから物語が始まる。…
>>続きを読む歴史映画といえば、それはそう間違いないんだけど、それよりも溥儀という人間の、そのかたちというか地位や血や生や愛が搾取され利用され続けたことを描いた作品という感じ!でもそれを否定しているわけでもない、…
>>続きを読む溥儀の時代に振り回された生涯と苦悩をジョン・ローンの素晴らしい演技がさらに引き立たせていた。
ありがちな感想になってしまうけど、映像も音楽も壮大で美しかった。
やっぱり紫禁城を使わせて貰ってるだけ…
このレビューはネタバレを含みます
たまたまYouTubeにて婉容の人生について知り、ラストエンペラーを見たくなり、視聴しました。
坂本龍一らが音楽を手掛けているだけあり、壮大で美しいBGMでした。
映像も美しかったです。
ただ…
このレビューはネタバレを含みます
見ていくに連れて彼の心情をより考えてしまう。釈放された後のシーンや彼が紫禁城を見学しに来るシーンは、彼の演技も相まってラストに相応しい終わり方だったと思う。
話以外にも音楽と映像がとても良かった。最…
時代に翻弄され続けた中国最後の皇帝・溥儀の生涯。あまりに壮大で、随分長いこと映画を観ていた気がする。圧巻の映像や音楽が世界観を支えている。
始まりは「純粋な」中国王朝。3歳の溥儀が訳も分からず即位…
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