【テーマや志は崇高だと思いますが、映画としてはあまり面白くなかったです。】
新年度一発目から重たい映画のレビューになっちゃいました。🤦🏻
この映画が作られたこと自体には価値がありますけど、この映…
「殺人は許されない。犯した者は罰せられる。
鼓笛を鳴らして大勢を殺す場合を除いて。
ヴォルテール」
「そいつが14歳だったりした日にゃたまらん
"お前には地獄でも俺には天国だ"ってね」
…
虐殺者が勝者となった社会をまざまざと見せつけられ、圧巻。
純粋さすら感じるアンワル達。
虐殺の演技を嬉々として受け入れることは背景から納得できるとして、
途中からあっさりと滲み出し始める後悔の念は…
作品の中では「共産主義者を許さない」をテーマに映画を撮っているがこの映画は「共産主義者を許さない人を許さない」と言っているように思える
肯定するかのように彼らが自慢話をしながら豪遊している様子(本当…
1965年にインドネシアで起きた大虐殺の当事者たちによる映画製作を追うドキュメンタリー。
「金のために仕方なく」が「信念を持って」よりもマシだとは全然思えない。
「戦争だから」はその通りだけど乗じた…
今まで見てきたドキュメンタリーの中で、最も衝撃的で優れている作品だった。
ナチスや旧日本軍や他諸々で見られる「責任なき悪」というのが、イマイチどういう状態なのかずっと疑問だったがこの作品をみるとだ…
衝撃的な手法でのドキュメンタリー映画。これ殺人を犯した本人たちが出ているが、今大丈夫なのだろうかと不安になりました。少し長いですが、最後の方で一気に本人に心境の変化が起こります。インドネシアに住んで…
>>続きを読む無法地帯で武装したチンピラが権力持ったらどうなったかがよく分かる映画。処刑の仕方が非常に稚拙(その辺の電柱に針金を括り付けて首をひっかけて引っ張る)で、それが返って現実で行われた行為であることをクリ…
>>続きを読む© Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012