アートワールドの傲慢さを痛烈に茶化しながらも、古今東西の映画的技法をこれでもかと披露しつつテンポの良い軽みを帯びさせる離れ業で練り上げられた傑作中の傑作。宇多丸のオールタイムベスト入りにも納得した。…
>>続きを読む面白いなー 楽しかった
いつの間にかフェイクであることを忘れて見ている自分がいて、気づいた瞬間「あ!苦笑」ってなってる。
膨大な情報量に対して「嘘」という無力化するキーワード。あまりにもアンバランス…
なにがフェイクで何がフェイクでないのかわからない。ただ、贋作ということが、一つモチーフとなっている。つまり、ベンヤミンの複製技術時代の芸術として、映画が擁護されるのならば、贋作=フェイクという存在は…
>>続きを読む編集が現代的でかっこいい。スコセッシの『グッドフェローズ』的な、語りながらテンポ良くカットが変わる感じ。
内容に関しては中盤までのドキュメンタリー部分はへ〜とそこそこ興味深くおどろいた。後半のフェイ…
森達也氏のfakeを観てから鑑賞。森監督はこちらのフェイクは観たことがないらしいので意識したわけじゃないのにテーマが同じなのはドキュメンタリーを作るというのはそういうことなんだろうね。しかしオーソン…
>>続きを読むこの作品を前にしてあらゆる言葉でまとめようとも「当たり前じゃん」と言われそうなので、本当やら嘘やらの話は割愛する。
ただひとつ、ウェルズ自身の終盤の、ほんとうは「本当のもの」だけを信じたい、みたいな…