「少女」の概念のある国は豊かで幸せだ。豊かで平和な国では、大人になる前のけがれのない輝く美しいときをすごすものだと思い込んでいる。
略奪婚による児童婚の因習が残るグルジアの14歳の女性たちは、成熟し…
オタール・イオセリアーニ作品の流れで観てみるギャップ
1991年に勃発したトビリシ内戦
トビリシ出身のオタール・イオセリアーニが撮った「唯一、ゲオルギア」にもコラージュ映像にありました
トビリシ…
このレビューはネタバレを含みます
ソ連崩壊と同年に独立したジョージア(グルジア)だけれど、大統領派と反対派が衝突した内戦を経て、南オセチアやアブハジアでの紛争も拡大しつつある不安定な状況下のトビリシが舞台。
序盤の瑞々しい二人の少…
ジョージア🇬🇪の映画は素朴で胸に響く良作が多いな〜💫
『やさしい嘘』『みかんの丘』『とうもろこしの島』『ダンサーそして私たちは踊った』等
今作はジョージア人女性映画作家ナナ・エクフティミシュヴィリ…
ジョージア(グルジア)🇬🇪の作品…。
ストーリーはエクフティミシュヴィリ監督の少女時代の思い出をもとに脚本が書かれ、戦争の不毛さや女性の権利ついて…厳しい時代の中、強く生きる少女達を女性監督ならで…
ダンスシーンという理屈抜きの感情表現に卓越する演出は、世情や慣習に虐げられた女性へ寄り添う視点をブレずに表現している。そこに信念や打算が衝突しても尚、優しさを失わずに生き抜こうとする健気な少女の心情…
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