本日の巣ごもり鑑賞。
谷崎潤一郎原作、1964(昭和39)年当時としては同性愛はスキャンダラスな話題で、映像化も観る側もかなり力が入っていたのだろう、と端々で感じる作品。
当時は、撮る側、演じる側…
谷崎潤一郎×増村保造という組み合わせの割には、平凡な出来映え。
前半の同性愛に遮二無二になり突っ走る岸田今日子と彼女を翻弄する若尾文子や、そこに割り込んでくる若尾の婚約者で時には脅し時には泣き落と…
若尾文子のマイベストは青空娘なのだが、それを追ってこの作品に来てみたらえらい目にあった(笑)
もう、まともな人間がだれもいない。それだけでおなかいっぱい。
岸田今日子も若尾文子もいっちゃってるけど…
このレビューはネタバレを含みます
通勤鑑賞379作目。
若尾文子の魔性の女ぶりったらない。
この女なら、(映画で描かれているような)こんな馬鹿げたこともあり得るかも知れないと納得させるものが、若尾文子にはあった。
実際、コント…
谷崎潤一郎がしたためた匂い立つような妖艶さや心理の機微などには目もくれない。
のっけからひたすら岸田今日子のハイテンションなモノローグと若尾文子の大仰な芝居、即物的なエロスが強烈。
だけど若尾ち…
〖1960年代映画:小説実写映画化:大映〗
1964年製作で、谷崎潤一郎の同名小説を実写映画化らしい⁉️
なかなか今でも衝撃的な内容だ…
エロス映画ならわからんでもないが…文学となると…な作品でした…