このレビューはネタバレを含みます
原作が谷崎潤一郎ですので、微睡む世界観にクラクラするような作品でした。
光子(若尾文子)の全て奪っていくような強かさ、園子(岸田今日子)の盲信的な姿勢、孝太郎(船越英二)の甲斐性なさ。各人物が欲望…
ストーリーは谷崎の原作に割と忠実なんやけど、何かが決定的に違う気がする。なんだかハリボテの作り物に見えてしょうがない。あやや様は綺麗だけどあまりファム・ファタールには見えないのも致命的。お話の進み方…
>>続きを読む小説は読んでましたが、映像化されているとは知らず……
キャストハマってますね!
光子が若尾文子様だなんて!本当にあってる!!
小説の内容をそのまま凝縮してて話の展開もテンポよくてよいです!
着物だっ…
若尾文子が遂に観音様になりました。
ほんまに気持ち悪くて変な映画。
増村監督はやはり速いな〜凄く好みのテンポです。
コメディ(?!)サスペンス(?!)で、そこらへんのホラーより怖いっていう兎に角変な…
多種多様な変態性を肯定してみせた、日本が世界に誇る文豪、谷崎潤一郎。
老いてなお、濡れ場の撮影では車椅子から立ち上がって演出していたという新藤兼人。
日本映画伝統の慎ましさを嫌い、人間の欲望を赤裸々…
名画座で観た。
弁護士の妻(岸田今日子さん)が絵画教室で出会った女性(若尾文子さん)に惹かれ溺れていく…
肌が綺麗ね、裸を見せて…と岸田さんの想いが抑えられない様はいじらしく、岸田さんの震える様な独…
百合映画かと思いきや北九州監禁殺人事件のようなシチュエーションに向かっていく映画。全てのカットが歪な状況に向かうためだけに存在しているよう。
"好き"という言葉を繰り返せば繰り返すほど信用はなくな…