見る者全てを堕落と快楽の淵に突き落とす、若尾あややの小憎らしい芝居が堪能できる谷崎潤一郎原作。
新藤兼人のジェットコースター脚本が火に油を注ぎ、増村演出のオーバーアクト指導が全開。ただだだ、岸田今日…
愛欲にわなわな震える岸田今日子様がおもしろすぎる。
なんとなく記憶の中で、岸田今日子と言えば不細工の代名詞にされていた昔があったような気がするのだけれど、昔のフィルム見ると、とってもセクシーで驚く…
卍卍卍卍卍
岸田今日子の独白。
旋律のように耳に心地よい声色と抑揚。
年老いてからは妖怪風味としか見てなかったけれど、当時34歳でお目目クリクリでピュアな表情がチャーミング。
もっとも早々にそんな…
このレビューはネタバレを含みます
the curseを観た後&調子悪くて観てて結構bad入った笑。
とりあえず血の盃交わすとこキツすぎ。最近観た中では結構キツい。血をチューチュー×三角関係ってグァダニーノぽくない?
いやー痴情のもつ…
あややが本当に、ファム・ファタールとして完璧すぎる。こんな目で特別だなんて言われたら、そらあ女だろうが男だろうがBだろうがTだろうが関係ないよ。
あややがお脱ぎになるシーン、顔と肌が同時に映らないん…
若尾文子の妖艶さが胸焼けするぐらいに濃厚で魂が持っていかれる
岸田今日子への誘惑もテンションと濃度が高すぎてまるでコメディみたい
最終的にターゲットとなる夫婦どちらも魅了して狂わす姿が悪魔のようで無…
本日の巣ごもり鑑賞。
谷崎潤一郎原作、1964(昭和39)年当時としては同性愛はスキャンダラスな話題で、映像化も観る側もかなり力が入っていたのだろう、と端々で感じる作品。
当時は、撮る側、演じる側…
記録用
増村保造監督、新藤兼人脚本。
岸田今日子が夫がいる身でありながら若尾文子の魅力に堕ちていき夫に関係を怪しまれながら関係を続けるが実は若尾文子には婚約者がいて、、、。
これは単なる同性愛的作…