ポップな色使いとスタイリッシュな構図とは裏腹に生々しい描写で東欧の社会問題をテーマにしている。監督のセンスなのか全体的に淡々として無機質な感じが不気味で良い。移民問題や東ヨーロッパの貧困についてもっ…
>>続きを読む東欧の寒々しい雪景色とどんよりした曇り空は、どうにもならないままならなさと、それでも逞しく生きる人たちの物語に似合う。
東欧と一括りにしてしまう私たちには共感しづらい、西側とか、より東への優位性とか…
「入れて、出して」をめぐる物語。ウクライナの病院からオーストリアの高齢者が入院する病院で清掃員として働きに出るシングルマザーのオルガとオーストリアで警備の仕事を失業してガムボールマシンをバンに積んで…
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インポート、エクスポートって、
セックスは、女にとってはインポート、男にとってはエクスポート、みたいな意味かとおもったら、全然ちゃうやんけ。
日本の価値観に辟易として、憂国の情に駆られているので…
インポート、エクスポート
輸入と輸出
入れて出して
「ジレンマ」の映画だと感じた。お金がない、言葉がわからない、出来ることをやれない、出来ていたことが出来ない。
パラダイス3部作だと、被写体を突…
“インポート・エクスポート”
輸入と輸出
ウクライナの女性がオーストリアへ出稼ぎに。オーストリアの男性がウクライナへ出稼ぎに。という映画です。
ちなみにこの男女は物語上何の関係もなく接点もありません…
ダグラス・サークを意識する前のファスビンダーっぽい映画を21世紀に撮ったらこうなったって感じの作品
全体的に同時代のルーマニア映画らしく、それでいて幾何学的な演出も度々挿入されて不思議な趣の作品だ…
【ユートピアはユートピアではない】
ユートピアだと思っていた場所が、実は過酷だった作品は昨今沢山作られる。しかし、物語の尺や焦点の都合上、一方面でしか語られないことが多い。それこそ多面的に描いた作品…