この世に誕生してから命が尽きるまで、
国から出ていく人と入ってくる人、
人体の入口と出口、
終わらな閉鎖した日常からの脱出…、
様々なインポートとエクスポートがあった。
想田和弘の観察映画の如く日…
まるで観察映画かダイレクト・シネマかのように、一切説明しないスタイル。
ウクライナからオーストリアへ向かう女と、オーストリアからウクライナへ向かう男、二つの軸が交差しないまま進むので最初はかなり戸惑…
凄い映画だよ。
来る人、出る人の男女の話だが
その底辺の男女は共に真面目
なんとか生き抜いて行く
このグダグダ感で見せ切れるのが凄い。
リハーサルはたくさんしたんだろうけど
あの揉み合いの長回し…
遠い国のおそらく現実にかなり近い物語
今後体験することない、あるいは体験するかもしれない現実的な不安と生活を表している
定点カメラの映像はやっぱりいいし
飽きのこないシーン展開が
音楽なくてもゆっく…
ボケたおばあちゃんの表現が絶妙に上手い。老い、貧困、セックスと、とにかくシビアな現実をずっとみせつけられる。ずっと主役の女と男がどこかで結びつくのかと思って観てたけど全然結びつかず…。まぁ、面白い映…
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