落としどころでやや下降するがそれでもまだ保つほど全体的に綺麗過ぎる。教科書に載っていたらいい感じに国語学習できる気がする優等生のような進みのはなし。奇はない。綺麗な項目をひとつひとつ見せられる際、ビ…
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武士の生き様が格好良かった。13年間もずっと後悔して明治になっても和装をしている志村金吾。家紋様を助けられなかったことをずっと悔やんでいる姿が悲しい。最後の決闘はいい意味で違った。お互い生きようと選…
>>続きを読む藩命により仇を討つまでは帰藩を許されない武士(実状は浪人)中井貴一と、太平洋戦争終結後もフィリピンミンダナオ島に潜んで一人ゲリラ戦を続けた故小野田寛郎さんが重なって見えました。小野田さんも上官の作戦…
>>続きを読む定年退職リタイアした俺を労って欲しいというおっさん向け映画でした。
車夫となって再会は樋口一葉のオマージュで無法松につながる。
という妄想をしていないと退屈な間延び感がだめでした。90分以内に再編…
いい映画だったと思います。
特に後半にかけて。
ただ、惜しむらくは前半。
特段どこが悪いというわけではないんですが
なんとなく、間が悪いというか
調子が悪い感じ。
目立った悪さはないんですが、もうち…
真冬の寒さの中、深い雪に覆われながらも、健気にひたむきに咲く寒椿の赤に心を大きく揺さぶられた。
一途、忠義、健気、矜持。
今や完全に死語と化した感性が胸に迫る。
時代劇だからこそ描ける「間」。そ…
このレビューはネタバレを含みます
今回の主役のような生き方、カッコいいとは思うけど、自分がやれと言われたら絶対出来ない。やっぱり自分も、この作品の主役が言っていた「無くしてはならないもの」を無くしてしまったからかな…と思う。
「…
時代劇などに詳しいわけではないが仇討物としては定番ストーリーなのだろう。
ただ明治へと急激に変化する社会と仇討ち禁止令などを上手く絡めてあることと、主役の志村、追われる十兵衛のキャラが良く引き込まれ…
©2014映画「柘榴坂の仇討」製作委員会