大きな包容力と温かい眼差しを感じた。
私はワイルドバンチでも、バイオレンス以上に、サム・ペキンパー監督の人物描写が好き。だから銃撃戦がない本作も違和感なく良い。しかもコミカル。
ただ、これがワイル…
「神が女に与えた物の中で一番素晴らしい物は乳房だな」
サム・ペキンパーというよりはハワード・ホークスの映画みたい。
だが「サム・ペキンパーには珍しく暴力描写がない」という触れ込みで観たら、冒…
ペキンパーがふざけてる感じがとても良い。娼婦役の女優さんはプレイボーイなどで実際にヌードなどを披露していたそうだが、それを踏まえたギャグの演出が見応えあった。割と下らないが、ペキンパーが撮ってるから…
>>続きを読む砂漠の真ん中で仲間に裏切られたならず者が偶然オアシスにたどり着いて九死に一生を得、そこで駅馬車の休憩所を始める話。西部劇の材料を使って作った、コメディタッチのドラマ。完璧な善人も完璧な悪人もいないの…
>>続きを読む2020-08-10 DVDあり
ステラ・スティーブンスのベスト・ムーヴィー
おまけに ステラの長いインタビューあり
サム・ペキンパーについて非常にキビしいことを言っている。
アタシが出演した唯一の…
76点
砂漠の真っ只中で仲間に裏ぎられ、一人寂しく暮らすケーブル・ホーグ
放浪の後にたどり着いた安住の地で、奇跡的に水脈を掘り当てた彼は大儲けを企む
だが、娼婦ヒルディーとも親しくなりかけた頃、…
1970 年”The Ballad of Cable Hogue”。ベトナム戦争真っ只中の、厭戦気分が反映されているとも言える、アウトロー西部劇。復讐、聖なる娼婦と西部劇の主たるモチーフは出しながら…
>>続きを読む仲間の裏切りで水筒を奪われたまま砂漠に放置されて死にかけた男が、たまたま水源を見つけて復活。ピンチをチャンスに出来る奴らが勝利を掴む、とばかりに馬車の中継所を起業する話。ペキンパー監督の作品はオープ…
>>続きを読むちょっとゆるすぎてびっくりした。笑 だけど全編に不思議な優しさがあふれていて、観ていて穏やかで幸せな気持ちになる。ワイルドバンチの翌年サムペキンパー1970年の作品。古き良き西部劇の終焉がテーマなの…
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