このレビューはネタバレを含みます
加害者は、自己を正当化しないと狂ってしまうんだろうな。だから、喉を裂くだけでなく、血まで飲んだ。自分の家族が同じ目にあったら、なんて、恐ろしくて完全にフタをしておきたいんだろう。
過去の過ちを見つめ…
強烈なインパクトと奇妙な滑稽さのあった前作と比べて今作は静かで落ち着いた雰囲気。
だけど撮影で行われている事の危険度は今作の方が遥かに高く、この静かさが逆にヤバさをプンプン臭わせてくる。
心持ち次第…
胸を切ると断面がココナツのようで…なんて現実とは思えない会話が繰り広げられていて混乱する。アクトオブキリングで衝撃を受けもっと掘り下げて知りたくなり被害者視点ver.も観た。アクトオブキリングの時は…
>>続きを読む1960年代インドネシアで100万人もの命を奪った大虐殺の実行者たちにカメラを向け、各国の映画祭や映画賞で話題となった「アクト・オブ・キリング」のジョシュア・オッペンハイマー監督が、同事件を被害者側…
>>続きを読む185.2223
アクトオブキリングのカウンターパート。被害者側から加害者側を直接イジる構造ではっきり悪趣味。
本作も前作も、扱う事項は民族狩りではなく思想狩りなので、見た目では判断できないとこ…
虐殺
同じ国の中で暮らす被害者と加害者
インドネシアの歴史もそうだけど、
こんな作品があること自体に驚きを隠せない。
人として
どうしたらそんなひどいことができるのだろう。
そして、どうして話す…
(c) Final Cut for Real Aps, Anonymous, Piraya Film AS, and Making Movies Oy 2014