沈黙ーサイレンスーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 478ページ目

　17世紀初頭のポルトガル。
イエズス会に属する”ロドリゴ”、”ガルペ”両神父のもとに、布教のため日本に赴いていた”フェレイラ”神父が棄教したという報告が届いた。
師でもあった神父の棄教をとても信じ…

やっと見れました！話題作！！
こんなにも何とも言えん気持ちになった作品は初めてですわ(*´･д･)

江戸初期。
宣教師"ロドリゴ"神父は恩師でもある"ガルペ"神父を探しに日本へ渡る。
だが、この時…

自分は宗教に関心ないのでアレだけど、例えばすごい崇拝してる洋楽バンドがあって皆に薦めても受け入れてもらえなくて、カラオケでは仕方なくJ-POP歌っちゃうみたいな。そういうやるせない気持ちというか。い…

映画を観る前に、原作を読んだ。読み終わった時点で作品の虜になり、2日後に映画を観てさらに心に深く入り込んだ。信仰という概念を持たない自分が、初めて真剣に信仰と布教、迫害について考えさせられた。

そ…

「沈黙」というタイトルのように静かな映画。
静かに恐怖が迫ってくる。

冒頭の霧の中の温泉地が美しく、そこで熱湯により少しずつ痛めつけられる拷問が侘しい。

この映画の中の拷問は静かに、じわじわと痛…

日本は沼地、なるほど。

自然に対して寛容で、人間を超越するものは自然しかない思想だよね。
八百万の神もあるけれど、自然に宿る超常的な力であって、創造主でもなければ理を超越したものでもない。
確かに…

長く感じたけれど、力作。撮り方も演技も、事前調査も頑張ってると思う。一律の空気感を維持していて、引き込まれる。
虫の声を使って静けさを表現しているのがとても良かった。
信仰とはなんなのか、をキリシタ…