キャロルの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

Emiri

Emiriの感想・評価

4.2
レズビアンの純愛を初めて観たけど、家庭としての女性とセクシャルとしての女性の葛藤がしっかりと描かれてて見応えがありました。
色彩へ込める意味に徹底的にこだわった画面に注目して見たほうがよい
866本目。
先日鑑賞した「エリザベス」で見事な王妃役を演じたケイト・ブランシェットの他の作品も気になり,この作品を鑑賞しました。全く予備知識がないまま鑑賞したため,内容に驚愕しましたが良い作品に巡り合うことができました。

1950年のニューヨークを舞台にしているが,豊かなアメリカの街並みが描かれていて,やわらかな配色が実に美しいです。冒頭から心を奪われます。
物語はテレーズ(ルーニー・マーラ)の視点で描かれており,全体的に台詞が少なめです。

クリスマス前のある日,ブロンドヘアに真っ赤な口紅,ミンクの毛皮を着こなしている豪華な貴婦人キャロルがデパートのおもちゃ売り場にヒョンと現れたら,誰でも見とれてしまいます。そこで接客したのがテレーズで,それが二人の出会いとなります。
語らずとも瞳や繊細な手の仕草で心理状況を表現している演技はさすがケイト・ブランシェットです。
ルーニー・マーラの存在は初めて知りましたが,オードリー・ヘプバーンと被るような印象をうけました。まさしく舞い降りた天使のようです。

この映画では「煙草」が上手く心理状態を投影させています。
最近では禁煙ブームの影響か,映画やTVドラマでも極端に登場シーンが少なくなったように感じますが,煙草は小道具として便利なアイテムです。
ライターでの火のつけ方,煙草の吸い方,煙を吐く仕草,煙草の持ち方で喜び・楽しみ,悲しみ,怒り・怨み,不安・恐怖,リラックス・緊張など心理模様がわかります。

現代では同性愛者にも市民権が認められてきましたが,当時のアメリカは非常に風当りが強かったと思われます。同性愛者は精神の病気の一種とされ治療できるとさえ言われていました。そんな時代背景の中堂々と自分を隠さず生きた彼女たちは賞賛に値します。

成熟したキャロルと素朴なテレーズは対照的でそんなタイプだからこそ惹かれあうのでしょうね。小雪が舞う街角でたたずんでいる二人は本当に美しい。

男女の普通の恋愛映画は苦手ですが,このような美しく切ない愛の物語は芸術を感じ,この作品は至極の恋愛映画です。
人生生きてたら既婚者子持ちの私にももしかしたら天使が舞い降りるかもしれないわね、、、

女性が強く煙草があんなに美味しそうなのは『ブロンディ』と並ぶのでは。
KOJIMA

KOJIMAの感想・評価

4.8
街並みも髪型もメイクも服装も音楽も好き
テレーズがだんだん赤い物持ち始めるのも好き
なんかもう煙草も美しく見えました
tomoki

tomokiの感想・評価

3.7
音楽、雰囲気、表情、全てが印象的
最後、2人が見つめあうシーンの表情がとても深く感じた
/わかるのはその人に惹かれるか惹かれないかだけ/
ray

rayの感想・評価

5.0
すごくすごく凄く綺麗だった

目に映る映像全部

テレーズとキャロルのお互いを見る優しくて愛しい目が忘れられない、、

セリフが少なくても、2人の表情から全部伝わってくる感じが凄い こんな映画みたことない

こんな風にたまらなく誰かを愛してみたい
r

rの感想・評価

4.0
なんでかな、羨ましいとさえ思った。

ルーニーマーラの可憐な雰囲気とケイトブランシェットのエレガントな雰囲気、美しい所作や話し方が印象的
ファッションも小物使いも全部可愛い
言葉で説明できることなんてほんの一部で、この映画は言葉で説明できない葛藤や矛盾を丁寧に描いている
yuki

yukiの感想・評価

3.8
ドラゴンタトゥーと全く違う、ルーニーマーラの素朴な演技に驚かされました。

キャロルを見たとき、暗闇が広がる世界に一点の光を見つけたような、テレーズのパッときらめく表情が素敵でした。

ラストに良さが凝集されています。