『とうもろこしの島』は、オヴァシュヴィリ監督の長編第二作である。セリフを極力抑えて、大自然のめぐりと人間の営みを対比させ、戦争の意味を問う寓話的な傑作を作り上げた。 撮影のために、ジョージア中で舞台…
>>続きを読むアブハジア人の老人と孫娘が中州の小島に小屋を建て土を耕しとうもろこしを育てる姿をふたりの会話が少なく淡々と描かれている。
時おり聞こえる激しい銃声が戦争状態にあることがわかる。
収穫の時期をようやく…
戦争中の両国境の川。その中洲に家を建て作物作るの凄い。食糧のため老骨にムチ打つ祖父と異性に目覚める孫娘。不穏な出来事や自然の脅威が静寂をかき乱す。中洲が消える前に収穫は終了するのか。やりきれないラス…
>>続きを読む川か湖かどちらかの小さな中洲。そんないつ流されるか分からない不安定な場所、しかもひっきりなしに兵士たちが船で行き来し、銃声が聞こえるようなところになぜか小屋を建てようとする老人と少女。
小屋が立った…
【第87回アカデミー賞 外国語映画賞ショートリスト選出】
ジョージアのギオルギ・オバシュビリ監督作品。カルロヴィ・ヴァリ映画祭で最高賞を受賞、アカデミー外国語映画賞ジョージア代表に選出されショートリ…
人間の強さとあっけなさをまざまざと見せつけられた。
何もこんなところに移住してこなくてもという川の中洲に、老人が小屋を建て畑を耕しとうもろこしを育てる。
しかも、川を挟んで敵と味方が戦争している…