ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲の作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」に投稿された感想・評価

majiri

majiriの感想・評価

2.5
まぁ、なんというか、最後まで観るのが大変に苦痛です。
中盤で乗り切ったかと思っても後半も犬視点になり痛快さなど皆無。
ハンガリーの人は犬に異様に不寛容なのかね、ってぐらい酷い前半の人間たちと、そりゃないだろっていうぐらいの戯画的な復讐劇の後半。
まあ犬は嫌な目にあったこと覚えてるだろうから、一人一人殺されてくのは仕方ないけどねえ。
よく免許センターで更新のとき見せられる交通事故の被害者の悲しみと恐ろしいビデオの犬版。
いらないから犬捨てたらこういうことになるよって言うトラウマビデオ。
他の動物も人間と同じ。こんなことになる前に大切にしましょう。
あと犬のほうが大変すぎて、女の子の人間パートはいらないな。

金曜ロードショウ(テレビ見ないからまだやってるか知らないけど。)とかでやるとお怒りの電話がテレビ局に鳴り止まないだろう。
漫画でいうと「銀河」の実写版みたいなものだけど、それはこのラストの後の展開次第。なんにせよかわいそう。
パッケージの、「目覚めた野性 崩れ出す均衡」ってキャッチフレーズは、なんか視点を間違えてる気がする。
元々動物は嫌いだが、犬をなんとも人間のように映すので辛い。ただ、そうした犬の人間らしさを強調して展開していく後半の復讐劇はむしろ滑稽で、全くもって冷める。こういう犬も人間と同じなんだみたいな考え方には賛同しかねるが、復讐劇として見ても、不当に虐げられてきた者達が反旗を翻すという単純なもの。犬がやってるのが新しいってだけで、完成度が高いとは言えない。前半が良かっただけに残念。
ten47

ten47の感想・評価

2.8
んー...笑
少女と犬のそれぞれのストーリーが乖離し過ぎてあんまり内容にのめり込めなかった
愛護目線か何か知らんけど、人間だけグロい描写あるのが気にくわない
犬の撮影すごくがんばりました
chisa

chisaの感想・評価

3.4
離婚した母親の都合で別れた父親と3ヶ月過ごすことになった少女。
父親の仕事が精肉関係で
この映画、人間に虐げられた犬の逆襲のお話じゃないの?と。
ここでひとつ、犬じゃないけど、
人間の都合で他の生き物を殺してるシーンから始まって、
少女が飼っていた犬を父親が無理に道に置き去りにして、
追いかけてくるシーンや
闘犬として犬を利用してる者に捕まり改造されていくシーン
そして、怒り狂い
人間を襲うシーン
色々リアリティあり
だった。
正常な頃聴いた少女のトランペットの音色で、大人しくなって
ラスト、どうなったんだろう?

東欧の街並みが見れたから
個人的には良かった
TOMA

TOMAの感想・評価

2.6
人間のエゴや都合に振り回される犬たち
前半の切ない展開からの逆襲サスペンス

野生の塊に追われるハラハラ
犬の演技って凄い

コンプラかかるからか、
人間の惨殺のシーンはあるけど犬への暴力虐待シーンは少ない

なんだかそれもエゴかなと
逆襲されんのも当然だね

雑種ってのがひとつのキーワードなのかな
動物たちからの人間への警告。

自分の欲求のために命を殺し、慰み者にし、金儲けの道具に使い、腹を満たし、不要になれば処分する。

そんな人間への復讐映画で人間は見たくなかったものを目の当たりにする。

もう一度あらゆる動物たちとの関わり方を考え直してみたら、という提案かもしれない。

どこの国が舞台かわからないけど小学生もセクシー姉ちゃんも同じがっの部活やってるのはなかなか面白い。

主人公の少女は生意気で大人より大人でよかった。
ShunUjita

ShunUjitaの感想・評価

4.5
主人公の少女が描く犬と人間の関係性の理想が印象的である。子供と犬の絆は映画やアニメなど多くのものに描かれるが、その絆が生まれるのは子供と犬が大人の人間たちの間で同じような立場に存在しているからだと考える。犬と子供はお互いにシンパシーを感じながら支え合っているのかもしれない。この作品は子供と犬の絆をスタイリッシュに重々しい雰囲気の中で見事に描き尽くしている。人間同士の絆のように彼らの絆はキレイゴトのみでは語れず、突然失われてしまったり時には退廃的な依存ともなりうる。我々にとってペットとは何のためにいるのかを深く考えさせられる。この作品はもちろん人類に向けて作られた作品であるが、この作品を犬の皆さまが鑑賞して、どのような感想を持つのかぜひとも知りたい。もし犬と暮らしている方がいれば一緒に観てみてはどうだろうか。ただし残酷な描写が少なからずしも挿入されているので2歳以下のパピーには鑑賞を控えていただきたい。

このレビューはネタバレを含みます

犬の演技が素晴らしいとレビューを拝見し、犬を飼っている身としてはそんなことがあり得るのかと半ば嫉妬気味に、こちらを鑑賞。

★犬の演技が素晴らしい。(泣

この映画観たら、上で書いたように 犬を飼う と言うより 犬と共に暮らす と言いたくなる。演技とはいえあんなにも感情表現されたら、犬にも心はあるんだと改めて思うからかな。まるで王のようにふてぶてしくこちらが媚び諂ううちの犬ともきっと、もっともっと心を寄り添りあえるんだ、そう、きっと。


★ハーゲン(犬)を置き去りにしてから展開される、少女側とハーゲン側の二つの視点。
少女側の、ハーゲンを失った喪失感からの切り替えが早すぎて追いつけないところはあったものの、ハーゲン側の視点は素晴らしかった。
白い子犬とのタッグは、人間のそれだった。肉屋に殺されそうになったハーゲンを助けに参上したり、要所要所のお助けキャラで登場して、最後は殺される......よくある展開とは口が裂けても言えない。

★調べたら、アニマルパニックというジャンルだった。初めて観た。犬のこういうのはもういいかな。観てられない。
犬を殴るシーン、薬を盛るシーンもだけど、はじめの方の路頭に迷って汚い水を飲んだり必死に汚い餌を食べたりするシーンが辛かった。

★悲しい悲しいと思って早く少女と再会して幸せになれ、と思ってたらそういう映画ではなかった。
ハーゲンの、犬たちの復讐劇は、なかなか残忍でまさか人があんなに殺されると思わなかった。

★冒頭のシーンが強烈で、どうしてそうなったかが分かってからラストまでの一気に流れてくスピード感が良かった。

★ラストシーンで、少女を思い出し狂気から立ち返ったハーゲン。ハーゲンや他の犬たちとともに少女が横たわる。そこで終わるけど、その後のことを考えるとかなり切ない。処分されるだろうから。

★親父が最後少女の横に寝そべったのは、犬に対する何かというより少女の気持ちに少しでも近づきたかったための行為なのだろう。
冒頭のせいで親父嫌いだったけど、ストーリーの中でしっかり親父だったから、親父の立場は嫌われやすいんだなって。本当は大切に思ってくれていることを忘れてはならない。


☆☆
ダークファンタジーと思ってたから想像とは悪っきり違ったけど、犬たちの演技力に脱帽。ペットと暮らしてる方は心苦しい場面もあるけれど、より一層愛せるようになれる映画だと思う。
何やらお話が面白そうで、興味が湧いたので観てみた。

何といっても犬の演技力、スゲェ!w
本作は何といっても、犬の演技がすごい。一つ一つの表情にしっかり感情が見えるのがスゴイ。船の汽笛に思わず驚くシーンとか、本当に驚いているようにしか見えない。
後半、犬たちが反乱を始める場面も臨場感がある。そこでもたくさんの犬たちがまるで感情を持ってるかの如く動く。
闘犬のシーンや警察との闘いのシーンなんかどう撮ったんだろう。

また話も面白い、2人が引き離されてからのドラマはドキュメンタリータッチな淡々としたトーンながら、話のメリハリが丁寧で話に引き込まれた。
ラストでは不思議な切なさを感じた。(人によっては投げっぱなしと捉えられかねないが。)

派手なパニック物ではないし、淡々とした描写は賛否が分かれそうだけど、犬の演技や静かながら引き込まれる物語が良かった。

面白いって言うより興味深い映画だが、気になる方は観てみてください。
ただ結構エグイ描写も多いので、見る際には注意。

※今作に出演した犬はなんと本当に施設に預けられていた犬たちなんだそうです。更に今作に出演した犬は全てに数多の飼い手が名乗りあげ、無事引き取られたそうです。 よかった…。 何かホッとしました。