●あらすじ
紛争中の中、国に帰らずに残ったイヴォとマルゴスは、みかんを栽培していた。
しかし、ある時、戦闘で負傷した敵同士の2人を介抱する。
その後、憎み合う2人だが、イヴォは「うちでの殺しは許さな…
良い作品に出会った。戦争の中でも善意の人はいる。イヴォの優しさのおかげで、敵同士の2人が徐々に心を通わせていく描写が素敵だった。「みかんを腐らせるのは心が痛む」と言っていたのに、最後のシーンではいく…
>>続きを読む戦争映画の隠れた良作
ジョージア・アブバジア共和国のエストニア集落にて、小屋でみかんを入れるための木箱を作っている老人のイヴァの前にロシア側のチェチェン兵二人がいた。食料を求めたのでイヴァは一斤の…
コーカサスに移り住んだエストニア人は100年に渡る。1992年にジョージアとアブハジア(ロシアが支持した)に戦争が始まり、エストニア人は北ヨーロッパの故郷に戻された。村には数人を除いて誰もいなくなっ…
>>続きを読む武器というものは…理不尽だなと思う。持っているだけで圧倒的な力の不均衡が起きる。見ているだけでヒリヒリする。
不学にして、コーカサス地方の歴史には疎い。でも世界が長らく領地というもの・民族というも…
とても丁寧というか繊細な作品、絶えず緊張感があるのと同時に人間の温かさで満ちていて、このまま丸く収まってくれ…と祈るように観ていたけどそうはならなくて本当に悲しい、こんなに強く心動かされたの久しぶり…
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