このレビューはネタバレを含みます
ゴダールにしてはストーリーが分かりやすい物語映画。作中のリュミエールの言葉を敢えて引用し(「"物語映画に未来はない"云々」)、逆説的に物語映画の可能性を示そうとした一作である、とも取れるかもしれな…
>>続きを読む不満の小さな積み重ね
彼女を送り届けるのを他の男に任せたから
イメチェンへの反応が良くないから
ビンタしたから
お金の為にプライドを捨てたから
そんな小さな積み重ねが愛情から軽蔑に変わって…
倦怠期の夫婦喧嘩を約100分見せられているだけなのだが、見れるんだよな〜
赤と白のバスローブ。離れたりくっついたり、なかなか決断を下さずにいる2人。仕事で悩む男と愛に生きる女のすれ違い。ついでに商業…
一見すると夫婦のすれ違いの話。しかしそんなあらすじだけを追ってもまったく面白くない。
登場人物がどのように配置されているのか、どういう意図があるのか探ることで意味を持ち面白くなる。しんどい。
色々な…
赤と青の対比が美しくも、切ない。
家具や衣装といった至る所に原色で赤・青が置かれていて、気狂いピエロといいゴダールの色彩感覚は素敵だなと思った。
終盤でカミーユが「ずるい男!」って言ったけど、ほん…
映画の撮影風景から始まり、映画製作がテーマになっていて「8 1/2」的な映画についての映画と思わせながらも、いつものように男女のすれ違いが描かれていた。
主演の二人は勿論のこと、カプリ島の風景や室…
〖イタリア公開版〗
′63 10/29~イタリア公開
フィルム上映
※音楽: ピエロ・ピッチオーニ
〖フランス公開版〗
○′64 11/22~公開
配給: 日本ヘラルド映画
ワイド(Fransc…