このレビューはネタバレを含みます
アイヒマンが根無草であり、ナチによる虐殺は全く空虚な無責任な思想から生まれたものであり、いかなる場所、人に起こりうるものだということはこの映画の取り上げる裁判から自明になった。その上で、この映画は暗…
>>続きを読むベルリンからブラッセルに帰白するフライトで視聴。
終始目が離せない展開。
ナチスの地球史上例を見ない悪業への制裁と並行して、イスラエル国家、ユダヤ人のアイデンティティという複雑で難解なテーマが描…
歴史に残る映像の裏側 。
アイヒマン裁判の映像はほとんど見たことは無かったが、この作品で断片的に見るだけでも、その事実の残忍さ、その裁判を眼にした人々の想いが伝わってくる。
また、製作側の熱意と…
2023075
憎いはずのアイヒマンを「環境次第で誰でもファシズムになりうる」という視点から撮影をしたレオ。
「ナチスによるユダヤ人虐殺」という世紀の事件を通して世界中にインパクトと影響を与えたいミ…
実際の裁判の映像も盛り込まれ、目を瞑りたくなる場面も。
同時期のガガーリンの宇宙飛行に注目が集まるなかでの裁判。暗い過去の話よりも明るい未来の話をしたくなるのも当然。
この裁判の映像で、アイヒマンが…
ヒトラーはもう語りつくされたのか、ナチの残党で一番の大物アドルフ・アイヒマンの映画化がやたら多い。
焦点はもちろんイスラエルで行われたアイヒマン裁判になる。
この映画はアイヒマンが中心ではなく、そ…
©Feelgood Films 2014 Ltd.