衝撃のラスト、もはや偏執的と言ってもいいくらいの献身的な介護、そして原題の持つ意味。
BGMも効果音もないから余計物語に入り込めるし、より深みを覚える。
ハネケさん凄い!
や、フランコさんだ!
…
『ニューオーダー』のミシェル・フランコ監督作品。だいぶ前に鑑賞。
終末期の患者のケアが淡々と長回しでリアリティのある話が進む感じで、ラストの衝撃がフィクションの世界に引き戻された。
この作品も『ジ…
原題のchronic は慢性とか、
そういう意味みたいで、もう、
何か人生がそういう感じに
なっちゃってるってことなのかな?
感情があるような、実は全く人の
生死なんかどうとも思わなくなってるよう…
ラストで思わず声が出た。
こんな終わり方ってある?
タイトルの意味が最後にやっとわかった。
ある訪問看護師と、彼が介護する患者たちの物語。
これは映画というよりドキュメンタリーだ。
ひとつひとつの…
少し前から気になってはいたけど、同監督の『ニューオーダー』で心にダメージを負ったのである程度回復してから視聴。
映画的な演出(音楽や効果音、カメラワーク等)を観客に意識させない構成と徹底された厭世…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit