私、君、彼、彼女に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『私、君、彼、彼女』に投稿された感想・評価

Taul

Taulの感想・評価

5.0

『私、あなた、彼、彼女』(1974)初鑑賞。あまりに赤裸々な恐るべき傑作だった。24歳のアケルマンが自身をさらけ出したセルフポートレイトのような小品だが、センスがとても良くて、個、女と男、女と女の関…

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はい

はいの感想・評価

4.0

いやすごすぎ。だれもこの時間配分で映画を撮ろうとはならないしこの構成で映画に仕上げることは出来ないだろうなと。喘ぐような生々しい性と生の標本。
アケルマンてこの時代にしてはありえないくらいクィアな映…

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Yuta

Yutaの感想・評価

3.9
部屋でうじうじしている序盤を見ていい感じだと思ったが、外に出てからはちょっと退屈。終盤セックスシーンはなかなかのインパクト。いろんなクリエイターに影響与えていそう。レナダラムとか。
ミク

ミクの感想・評価

4.0

常に変化は続行してるのに、居心地良くなってんだか悪くなってんだかな1人の時間。実在するのか分からないあなたに綴る言葉。彼の話を何も言わずに聞いてるときの視線や微笑み。彼女との熱い交わり、だけど朝を迎…

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ksana

ksanaの感想・評価

-
私が求めていたすべてがここにあった
絶望と明るさ
生きづらさと希望
愚かさと美しさ

すべてが乱反射して、彼女の瞳から閃光が放たれていた
制作者の覚悟と人生、社会に対する宣戦布告 私はそう受け取った

1人きりで過ごす部屋に「あなた」はいないが、その後ヒッチハイクでトラック運転手と、やがて女性2人の部屋へと。タイトル通りの構成で、とてもシンプルな一人称の旅だった。
どれも長いショットで断続的に場面…

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KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

4.6

シネマメンバーズにて、シャンタル・アケルマン監督の5作品を順番に鑑賞。

タイトルの通り「私」から「彼女」に至って最後まで観終わった時、この主人公はもう一度「私」の孤独に戻って、同じサイクルを延々と…

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picaru

picaruの感想・評価

-

剥き出しの人間性。
恐れを知らぬ構成。
シャンタル・アケルマンの前衛的な芸術性。

“私”が自分で自分を見つめた時
“あなた”(傍観者)から眺められた時
“彼”に見下ろされた時
“彼女”に見つめられ…

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この映画をどう捉えたらいいのか、未だわからない。

ザラザラした砂糖を紙の袋からスプーンで食べる。パンも紙の袋から。
野生味(運動性がある)性行為。

狭い部屋の中、半裸のままで、砂糖を貪りながら字を書き連ねる前半から一転、後半は男のトラックに乗り、アメリカン・ニューシネマ的なロードムービーへ。男に対しては全くノリ気ではない性愛シーンに対して、ラス…

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