シャンタル・アケルマンの自伝的な異色ドキュメンタリーですね。この標題を見ると、本作にも複数の邦題があるようだけど、今回は『家からの手紙』というタイトル。原題は『News from Home』で、もし…
>>続きを読む観たかった作品ではあるので、日本語字幕付きで劇場公開されたのはありがたいことこの上ない。
あらすじを読んだ時点で刺さる気はしていなかったし、実際刺さらなかった。ただアケルマンを語る上で母親は欠かせ…
母の元にも今いる地にも居場所のない感じが三四年くらい前の自分に重なった🥲
母からの手紙をアケルマンは画面外から被せるけど、その音はしばしばニューヨークの雑踏にかき消される。帰ってきてとせがむ母の文…
「街をぶっ飛ばせ」と併映のため、連続投稿失礼します。
母国ベルギーから、ニューヨークへ渡った期間に、母親との手紙のやりとりをアケルマン自身のナレーションと、帰国後再訪したニューヨークの光景とともに…
このレビューはネタバレを含みます
遠く離れた故郷から、アケルマンのいるニューヨークへ、母からの手紙は届く。
アケルマンの声で読み上げられるのは、母から来た手紙だけ。彼女が住んでいるニューヨークの風景がずっと映し出される。彼女の生活…
題材的にはエモくなるはずが、アケルマンが読み上げる母からの手紙も時に車や地下鉄の音に遮られて単なる音響と化す。ベタなNYではなくうらぶれたNYを延々と撮り続けんのがよい。地下鉄の駅で意味不明に行った…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman