故郷の便り/家からの手紙に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 8ページ目

「故郷の便り/家からの手紙」に投稿された感想・評価

ヒロ

ヒロの感想・評価

3.5

芸大表象論の課題だろってぐらいの既視感でちょっとした懐かしさすら感じた、ヒステリックおかんの自営業の近況となけなしの20ドルがひたすら繰り返され、なかなか返事をよこさないアケルマンの如く駄々回しのニ…

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hydrangea

hydrangeaの感想・評価

3.7

ニューヨークの殺伐とした風景に、落ち着きと安定が感じられた。
私も母のもとを離れて海外で暮らし、娘も私のもとを離れて海外で暮らした。しかしこの母娘のような強い結びつきではなかったような…娘を心配して…

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NYに渡った若きアケルマン監督の様々な感情が漲る抒情的な映像詩。地下鉄、曇り空、NYの薄暗い風景と、溢れんばかりの愛情が籠った母からの手紙、アケルマン監督自身によるその朗読を通して、様々な感情が伝わ…

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スローシネマの洗練を受けた。道路、地下鉄、港などの風景がしばらくカットなしで流れ続ける一方で、読み上げられる手紙で判明する時間の経過は早いから、時間感覚が分からなくなる。アケルマンによる返事は読み上…

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N

Nの感想・評価

3.8
アケルマンの作品からは「執着心」を感じることが多々あるのですが、実母からの影響なんすかね〜

 ずっとぼーっとしちゃって映画とは関係ないことを考えてた。集中力をそがれる。1500円払って退屈を買った気分。ベローチェでダラダラしてるのと同じ体験なのでベローチェに1500円払うのと実質同じ。
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だった

だったの感想・評価

3.5

三宅唱もどこかのインタビュー記事で無言日記を撮るコツに、撮ってることが周囲に伝わる仁王立ちの姿勢(そこまで言っていたかは定かじゃないが)を挙げていたし、その猿真似をする自分も記事を読む前からそのこと…

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だわ

だわの感想・評価

3.4

シャンタル・アケルマン映画祭にて。
短編「街をぶっ飛ばせ」と同時上映。

ただずっとニューヨークの風景が写されていて、所々にお母さんからの手紙の読み上げ。
途中までは結構フラットに見てたけど、続けば…

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Sohey

Soheyの感想・評価

3.3

心配性で過保護気味な母親からの手紙を読むアケルマンがNYで感じた孤独や不安が画面から伝わる。
アケルマンの遺作はこの母を映したドキュメンタリー。こちらも観てみたい。

70年代NYのビル群ではない、…

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シャンタル・アケルマン特集2023にて。

アケルマンが映画を学ぶために渡ったニューヨークでの生活風景。そこに繰り返し届く母の手紙。

アケルマンは自分の人生を映画に反映するのが実に巧い。私小説なら…

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