ベルギー出身の女性映画監督アンナ・シルバー(オーロール・クレマン)が映画宣伝のため、一人、西ドイツ、ブリュッセル、パリへと列車で移動し、様々な人と出会うお話。
地味な茶系コーデに小さめのボストンバ…
バリキャリの女性監督が主人公で男にも女にも理解されない様子が問題を浮き彫りにしていく
現代のアップデートされた価値観での作品ではなくて、当時が舞台でかつ1978年の作品で女性は結婚して子を作るのが幸…
シンメトリーに捕らえられたFIXの画が全部決まってる。横移動も全部気持ち良すぎる。
「わいなにやってんねやろ」な表情がうますぎる主人公を見てると生きてる意味を見失いそうになって怖くなった。
涙なんか…
孤独。男とも女ともヤルが心は母親にしか開かない。異常なほどのマザコン。母親を追い求めて認めてもらう(抱きしめてもらう)ための表現。左右対称の画、横移動撮影、固定の長回し。基本は移動と会話、食事は描か…
>>続きを読む常に他者と共にいるのにどうしても孤独感から逃れられないという映画だけど、とにかくオーロール・クレマンが扉や窓とかクローゼットを開けるのでそればかり目につく。ブリュッセル行きの列車内での大胆な時間の使…
>>続きを読む構成的に、これってある意味でロードムービーなのかもしれないんだけれども、同時にロードムービーらしくないのは風景を風景として全く撮っていないところな気がする。整然とした正面ショット(建築でいえばエレベ…
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