イラク戦争での活躍が話題となって、アメリカへの帰還時にヒーローとして歓待を受けることになった部隊に所属する若い兵士、ビリー・リンの苦悩を描く。
自らの命をかけ、敵と戦うことが仕事で、その道のプロな…
●なかなかよかったです。ジョー・アルウィン、口数の少ない主人公を繊細なグラデーションのついた表情で演じていて、上手だなぁと思いました。
●戦争、メディア、“ヒーロー”に群がる人々のシニカルな描きかた…
このレビューはネタバレを含みます
戦場で人を殺した軍人が英雄になる。彼の運命を変えた、周囲からは「最高だ」と称賛される1日は、彼にとっては友人を失った最悪の日。皮肉の効いた話でおもしろかった。アメフト選手との会話も良かった。
けど、…
アメフトのハーフタイムショーに、イラクから召還された米軍兵士達が「英雄」として出演させられる。音楽の騒擾と派手な演出の傍らで戦場の陰惨がフラッシュバックする。ポップな軍国主義の猥褻。
米国での興行…
純真なアメリカ軍人がイラクで酷い目に遭ういつものヤツ。軍隊の仕事は人を殺すこと。みんな殺しが大好き大得意。当たり前だよな!
クソ野郎どもに安全地帯から好き勝手言われて悔しい。金持ちも貧乏人もケチく…
常に戦争を続けている国は米国であり、そこには正義という大義の陰に利権やビジネスが渦巻いている。しがない兵士、しがない労働者、しがない一般人がその権力者に担がれ巻き込まれてゆく。今もウクライナの若者達…
>>続きを読む映画全体を覆うなんとも言えないチープな感じと、映画内でメディアの創り上げる安っぽい英雄像が妙にシンクロしていて不思議な感じがした。求められる自分となりたい自分と現実の自分。その間での葛藤はきっとどん…
>>続きを読む配信で。アンリー作品。大ヒット作「ライフオブパイ」に続いてアンリーが選んだ題材が意外だった。キャラクターで唯一感情移入出来たのはクリステン演じる主人公の姉。終始アメリカのプロパガンダが描かれる。兵士…
>>続きを読むアン・リー監督がイラク戦争を題材にしたベン・ファウンテンの小説を映画化。
若い兵士のPTSDと心の葛藤を描いた秀作。
FOXニュースのカメラに偶然映り込んだ戦地での若い兵士の救出行動が、本国メデ…
© 2016 Columbia Pictures Industries, Inc., LSC Film Corporation and S8 Billy Lynn, LLC. All Rights Reserved.