中学の時に「シルビアのいる街で」を観た以外、他のゲリンの作品は手を出せずにいたが、ようやく観れた。
中世の吟遊詩人やダンテ、ギリシャ神話に始まる「ミューズ」と「普通の女」について論じる教授と、彼を…
手前にいる人物が下手かこちらを向いて奥にいる人物と話す、この構図がすごく気持ちいい。窓に映る日常越しの顔アップもシツコイけど好き。もう完全にスタイルになってる。切返す度にサイズが変わるやつはもっと効…
>>続きを読むギリシャ神話・文学・美学理論から意図せずして議論が通俗に移り、その乖離をおもしろおかしく撮っている、もしくはそのルートからの逸脱…というのがタイトルからの予想だったけど、何の進展もなくタイトル通りの…
>>続きを読むクローズアップが多様されてはいるが、多くは聞き手の顔であったり(それも講義の状況では学生、学生の発言の場合はその回りの学生を映り混ませて)で対話のリアクションの映画。講師がカルロス・ゴーン似のスケベ…
>>続きを読むこういったアカデミックな場において講義を行う形式から始まる物語はいくつも観た事があるが、語られる題材がちょい難しくこちらはアワワワワとなってしまう。
ひとつだけ言えるのは、仮にミューズ学というものが…
至る所で起きる議論が内容(スペインでの美学理解ってそんな遅れてるの?)も演出(窓の写り込みを利用した画面は確かに飽きないんだけど別に新しくもない)も面白くない。
そんな中、ホアキン・フェニックスに激…
あまりにもつまらないので完全に寝たけどこの喋くってるオッサン美学理論的にはすげえ保守なこといってるよね?こんな奴の話面白いか?まあ寝ててちゃんと話聞いてないから一方的に文句つけるのもフェアじゃないけ…
>>続きを読むウンベルト・エーコとアーネスト・ボーグナインを足して二で割ったような顔の文学教授がウザキャラとして素晴らしい。これが激モテなのだから不思議だ。
教授が自身の極右的ミューズ論をぶって、教室中の女性た…
©Los Films de Orfeo