やっぱりホセ・ルイス・ゲリン最高。私の好きな現役の映画監督の中でもベスト3に入ります。
本作はいろいろ難解だという噂だったので見る前は緊張してたけど、コメディじゃん。しかも艶笑喜劇。笑った。お上品…
上映後に四方田犬彦のトーク。『シルビアのいる街で』と関連させて不在を撮ることについて語っていた。バルトを引用しながら、恋愛と不在を結びつけつつ、ミューズを語りながらも恋愛に溺れる教授の滑稽さをあぶり…
>>続きを読む命をも奪いかねない古典的男性の身勝手さに、フェミニズムを超えた現代的女性の反旗に似た言葉遊びが、粋な構図に滑稽になびく。ミューズ無くして生は無し、と夢想する男、ここに一人。それでもガラス越しの、盾へ…
>>続きを読む「シルビアのいる街で」とは真逆の喋りっぱなし映画。どっちもミニマルミュージックのように退屈と興味の混淆で結果的に好き。ただ今作は途中から会話の内容はどうでもよくなって、撮影と虚実の皮膜の興味のみで見…
>>続きを読むゲリンの作品の中で最も雑な作り。
他の傑作群に比すれば確かに大したことないが、元々の期待値の高さもある。
まるでスマホで撮ったかのような画面だが、何故こうなってるかは不明。
ただ悪くないし、僕は好き…
バルセロナの哲学科、実在するイタリア人教授ラファエロ・ピント教授により繰り広げられるダンテの『神曲』の女神の役割から、現在におけるミューズ像と示す意味を模索する講義をドキュメンタリーとフィクション…
>>続きを読む©Los Films de Orfeo