赤ひげ医者の部屋の壁に共産党のスローガンが貼ってある。戦争が終わって民主主義の世の中になり、社会が良くなると思って行動したけれども結局何も変えられなかったという大人たちの悔恨が度々語られる。60年代…
>>続きを読む1960年、大島渚監督28歳の作品。
デジタル修復版というのを観た。60年以上も昔の映画とは思えないほど、画像が綺麗だった。
いつの時代も、青春とは残酷で美しい時代。そして若者は、大人や社会に反抗…
録画していたNHK番組「日本サブカルチャー史」で取り上げられていたので鑑賞。
タイトルで全てを語られており、オチがまるでタイトル通りなのに、なんなんだこの説得力は。
完璧な青春なんて幻想で、そんな…
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『草の上の昼食』的バイクシーン。
ラストに置かれる(ふたりの別々の)死。
関係性を持続させるための(罪に問われる可能性のある)金稼ぎ。これは、『愛と希望の街』における生きるための金稼ぎとの類似系に…
このレビューはネタバレを含みます
カメラワークとアングルが非常に好みだった。先日見た三宅唱監督『ケイコ 目を澄まして』が頭に残っていたせいか、同監督の『君の鳥は歌える』が本作と重なり、未来を描けない刹那的な二人の若者というモチーフ…
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