河内カルメンに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『河内カルメン』に投稿された感想・評価

映画は90分でこれだけのことが出来るんだという模範例。目まぐるしい"移動"の映画。野川由美子の眼力が凄まじい。バラを口に咥えて自転車を漕ぐ序盤のショットから最後のショットまで、どこまでも軽やかに女の…

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シネマヴェーラに鈴木清順特集見に行きたいが、時間と気力と体力がなくていけないのでAmazon primeで鑑賞。久しぶりに映画を見て、見る歓びを噛み締めながら鑑賞となりもうした。

個人的清順祭り第7弾。(そろそろ打ち止めかな)

河内のド田舎出身の露子(野川由美子)。家庭環境も、自身に起こったレイプ事件も、相当悲惨なはずなのに、どこかあっけらかんと「こんな田舎出て行ってやる」…

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リ

リの感想・評価

4.3

外見の美しさはもちろんながら更にそこに内面の良さも滲みでる本当に魅力的な主人公で、その人生には良くも悪くも常に性が付き纏っていたけれど、最後まで主人公の力強さに救われた!
今の自分としては、この性を…

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Ricola

Ricolaの感想・評価

3.6

悲壮感が漂っても仕方ないような主人公の境遇であるはずなのに、コミカルであっけらかんとした明るさが常にある。
それは主人公の逞しさと前向きな姿勢ならず、作品のコメディタッチの演出にもある。

純粋無垢…

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lag

lagの感想・評価

3.8

花を一本咥えて谷底の坂道。次々と人ん家へ取っ替え。魚眼と滑らか水平移動から正面を睨みつける。荘厳な舞台装置。ばらまく札束を止め絵と逆再生。蓋開けて不動滝を見下ろし炎と前髪の切間。夢に取り憑かれてもあ…

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かむ

かむの感想・評価

2.8

ヒロインの野川さんが可愛い! これに尽きる
モノクロの映像に映える目力 👀✨
この可愛さ目当てに珍しく昔の邦画をチョイス(息子寝かしつけ抱っこ中やから小さめ音)
ストーリーはうーん、、最後の方はなん…

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masacco

masaccoの感想・評価

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1966年鈴木清順監督作品。主演の野川由美子が明るく情が深くエネルギッシュな魅力に溢れている反面、僧や社長の息子や愛人のじいさんなど男どもが下衆すぎる。姿見鏡の回転を使ったショットが斬新だった。

農村部の貧困家庭で育てられ、強姦被害の衝撃を抱えている女性(野川由美子)が、真の愛情を追い求めながら、単身大阪へと出立する。今東光の同名小説を原作に取っている、ウーマンリブ系の人情喜劇。

本作の主…

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赤痢

赤痢の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

最初同棲してた男の人とつきあう契約してる描写なかったけど自然と流れでいっしょに住み始めて当たり前のように恋人という肩書きになってる感じが今より自由というか西洋っぽい感じがした

つゆちゃんが、男の人…

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