女性嫌悪の男が次々と女性達を射殺していくフィルムノワール。監督は「十字砲火」のエドワード・ドミトリク。
50年代の作品で既に女性嫌悪=ミソジニーorインセルを描いているのがまず驚き。男とそれを追う…
噂に違わず面白い。狙撃シーンがどれも非常に工夫されていて、最初はガラスケースに入った自分のポスターを見ている女が、観客の思うタイミングよりずっと早く射殺される(撃った衝撃で壁に叩きつけられガラスが割…
>>続きを読むTHE SNIPER 1952年 エドワード・ドミトリク監督作品 88分。クリーニング店に勤めるエディ・ミラー(アーサー・フランツ)は、心に闇を抱える。女性を撃とうとしては思いとどまるが、ある時から…
>>続きを読むドミトリク映画なので犯行と捜査が分断されてるけれど、これがアドルフ・マンジューの猶予期間の焦燥感をきっちりと高める。
狙撃者/被害者の分断まで律儀に広く捉える乾いた撮影!追跡者が1人もいない逃走シー…
…止めてくれ。僕を見つけて止めてくれ。またやってしまう…
☆俺基準スコア:2.7
☆Filmarks基準スコア:3.7
1950年代のサンフランシスコ…
クリーニング店の配達人エディ・ミ…
女性を狙う連続狙撃事件。
それを追う警部と
殺人をやめたいのにやめられない
トラウマを抱えた男の話。
女性に冷たくされるたびに
殺したくなっちゃう人なんだけど
狙撃の腕と投球のコントロールが良くてビ…
いや、これはすごい...。
ロケーションを多用したリアルな演出。
殺人シーンなんか、そのあまりにもなタイトさゆえにマジで恐ろしい。容赦なく女性が殺されていく(てか「殺そう」ってなるスイッチが入る水…
再見。アーサー・フランツの追い出されっぷり。開始前に刑務所から追い出され、病院からも追い出され、マリー・ウィンザーの家からも追い出される。狙撃することはそこにじっといること。ラストの立て籠もりもアド…
>>続きを読む実は真性かまってちゃんが「お前もかー!」と狙撃しまくる、サンフランシスコなのに解放感ゼロ、閉鎖感MAXの最初から最後まで侘しい気持ちにしかならないのに、ドミトリクでは一番の面白さなのがたまらない。一…
>>続きを読む52年だからわかりやすく精神病質者という扱いにされてるがね、これはおそらくインセルが登場する世界映画史上第一号だろう
この時代のハリウッドでアルバート・フィッシュの名前が言及されるだけでとても新鮮だ…