家族の物語、ですからして基本的に夫婦か父娘かその両方の場所に身を置いた主人公の姿ばかりが描かれる訳ですけれども。
終盤にほんの一瞬、夫婦の、夫婦になる以前の様子を現在の姿を通して匂わせる場面が、予…
建造物の撮り方がとても美しい作品だった。観覧車のゴンドラの上の部分、主人公が左遷される倉庫の棚の列や階段、斜行エレベーター、線路と防音壁…。どれも物凄く格好良く見えてうっとり。
役者さんの演技も良…
昨年予告編をチェックして気になっていながらも劇場スルーしてしまった作品の一つ。レンタルが開始されたので観賞。これも劇場で見るべき作品だったなぁ...と後悔。
再婚相手の連れ子と上手くいかない、そし…
血の繋がらない家族
血の繋がった他人
上手く愛せなくても仕方ないなら....。
‘‘私この家いやだ‘‘
愛してないのに愛してるように見せなくてはいけない、
ツギハギだらけの家族。
それがカオル…
原作:重松清。ファミリーものに弱い自分としては号泣必至かと思いきや、かなり消化不良…。子供が「水くさい」とか言うかー?等、セリフ回しがかなり気になった。
離婚した家族の車に元の子供が乗るのを躊躇うシ…
"ツギハギだらけ"の家族が一歩前進しようともがく姿が、丁寧に描かれていた。
とにかく登場人物、特に大人たちがダメ揃い。
浅野忠信も田中麗奈もクドカンもめちゃくちゃ上手かった。
再婚相手の連れ子を…
浅野忠信がこーゆー役って意外。淵に立つみたいに、いつ暴れ出すかと思ってたのに。全然合わないけど、いーお父さん役してた。
それと田中麗奈の元旦那、何となくいー人っぽくまとまってるけど、子供や妻を殴る最…
誰にでも、見て見ぬ振りをしているもの、気づかぬふりをしているものはある。そのことといずれ、真正面から向き合わねばならぬとき、支えになってくれるもの、力になってくれるものは、血が繋がっていようがいまい…
>>続きを読む「幼な子われらに生まれ」製作委員会