『黒衣の刺客』(2015 侯孝賢)同様
これこそがまさに
すごい体力でございましたね(蓮實重彦 ユリイカ2018.9)
上演の映画、再び。
初っ端から超ハイテンションな移動に、オペラハウスの撮影も…
遠距離恋/愛のすえに生み出された神学論争の深み、よもや微笑することしかできなかった。会えないから会わないへの移行がなされる時にすれ違う共感の位相。
退屈と倦怠がもたらす「気散じ」への欲望があらわに…
¥5000払ったからと言って好評価への強迫に駆られるほど自分の魂のステージは低くないです。
優れて全体を語れない断片の集積と言いますか、ナラトロジーとショットの強度が(世間的に広く知れ渡ってる「神曲…
永遠に目線を合わせないのにやたらと激しいメロドラマで、みているあいだずっと苦しくて悶々としてしまう。怒濤のよくわからない楽しい場面はウトウトするのももったいなく感じてしまう。細かい登場人物ははじまっ…
>>続きを読む視線を向けられた我々観客は圧倒的な画面と音声を前にその眼差しから目を背けることなく映画に対峙し続けることしかできない。何層も存在するフレームはその外側の全貌を表すたびに虚構の度合いを高め、我々はその…
>>続きを読む書き割りをはじめとした空間背景に費やされたマンパワー漲るアナログ要素、被写体の運動を最小限にカメラの機能を活用したデジタル要素の化学反応。
これらとカメラ目線演技の無機質さとが相まって、オリヴェイラ…